ぼくは、デザイン会社で3年も働いていた経験があるにも関わらず、つい最近まで“プレスリリース”というシステムがあることを全く知りませんでした。製品やサービスの資料を作り、報道関係の方に送ると、まれに新聞や雑誌で紹介して頂ける素晴らしいシステムです。
そもそも“プレスリリース”ってだれが始めたんでしょうね。全く分かりません。でも英語なので、きっとイギリスかアメリカが発祥なのかもしれません。
ぼくは、世の中の当たり前とされるルールにすぐ疑問を抱く、根っからのへそ曲がりなので、このやり方しかないのかなあ、と思ったりもしましたが、報道関係の方が、なんと全くの無料で製品やサービスを紹介して頂ける素晴らしいチャンスということなので、疑問に思う心は、そそくさとしまい込み、新製品が出る際は、しっかり、このルールにのっとり、プレスリリースを作成し発信するようにしました。
何はともあれ、自分の活動を知ってもらうには、自ら発信しなければ誰も何も気づいてはくれません。何も発信しない人を見つけることは、ほぼ不可能だと思います。「あの人、色々紹介されてすごいなあ」と思うことがあれば、絶対に立派なプレスリリースやサイトなどを作り、たくさん情報発信していると思います。
有難いことに「スガイさんの商品、いろんなところで紹介されてますよねー」と時々言って頂くことがあります。スガイワールド立ち上げ当初はプレスリリースを行っておりませんでした。スガイワールドの商品が広告塔になってくれて、それを見た雑誌やテレビの方からメールや電話でお問合せを頂き、ご紹介頂くことが多かったのです。でも最近は「プレスリリースありますか?」と聞かれることが徐々に多くなり、「プレスリリースを作らなくては!」と気づかされ、作るようになりました。
プレスリリースは、
表題、製品、サービスについての新規性、魅力的な商品の裏付け(伝統や歴史、由来)、数字(回数、入場者数、販売数)、ニュース性(地域との関わり、季節、規模、流行)、開発ストーリー、仕様、そしてお問合せ先が掲載されていれば、十分のようです。
記者は、新鮮で嘘偽りのない信用できる魚を売る魚屋さんに似ていると思います。お客様に提供するものは、新鮮なものでなければいけません。産地や種類など信用できるものである必要もあります。そんなところも意識してプレスリリースを書いてみるのもよいかもしれません。
ぜひ皆さんも、自慢の新しいサービスや商品ができたら、「なんでよい商品、サービスができたのに、だれも注目してくれないんだ!」とヤキモキしていないで、これでもか!というくらい上手いウリ文句を書いて、自分が好きな新聞、テレビや雑誌の方に発信してみてはいかがでしょうか。お約束はできませんが、それが誰かの目にとまり、ちょっとでも紹介され、注目されることになれば、ハッピーですよね!
プレスリリースの送り先は広報マスコミハンドブック参照
その他の参考サイト
@Press プレスリリースの書き方
プレスリリース講座 by PR TIMES
安定的にメディアから取材依頼される為に弊社がやっていること
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