SUGAI WORLDは、「想像力に重力はなく、だれもが面白いユニークな発想ができる」と考えています。当初は、自分が独自の発想法で企画を考えているのかなと思っていましたが、1980年代のアメリカにオズボーンさんという発想法の先駆者がいたことを知り、その人がとてもわかりやすく発想法についてまとめていました。まずは、「できない」と思う心から脱出し、限界を決めず、前向きに発想法の技術を利用することで、誰もが面白い発想をできると考えています。以下にその発想法を紹介します。
1)ほかの利用法を考えてみる Put to other uses
例えば、石鹸を彫刻の材料に、消しゴムを加工できる玩具にしてみるなど
2)何かを参考に(借用)してみる Adapt
例えば、“今月の推薦図書”を“今月の推薦文具”にしてみるなど
3)(形や方法、色や温度、動きや香り)ちょっと変えてみる Modify
例えば、ゴムをパンのように膨らませてスポンジゴムに、黒い家電をゴールドやミントグリーンにしてみるなど
4)極端に大きくしてみる Magnifty
例えば、ネックレスのチェーンを鎖のように大きなキーチェーンにしてみるなど
5)極端に小さくしてみる Minify
例えば、薄く切ったパン、ペンのように小さな傘にしてみるなど
6)置き換えてみる、代用してみる Substitute
例えば、タバコを飴に、鉄製スプーンを紙製スプーンに、洗濯機を食器用にしてみるなど
7)(順番や位置の)配置を換えてみる Shuffle
例えば、上にある照明を下の照明に、自分の誕生日に両親へのプレゼントをしてみるなど
8)組み合せてみる Combine
例えば、お酒とキャンディ、ペンと消しゴム、シャツとズボンを組み合せてみるなど
(出典:Alex Osborn(1987)your creative power 邦題:「創造力を生かす」)
SUGAI WORLDの「ひげ付箋」は、付箋を“付けヒゲ”に置き換え、「エリング」は、シャツの襟を小さくし指輪に、「虹色めがね」は、メガネのレンズをプリズムが見えるレンズに代用し、「ゆびわゴム」は、堅い指輪を反対に柔らかくしてみたものです。こんな風にだれもが、発想法を使えば、自由な発想ができると考えています。
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