10.27.2015

独立・起業しようとしている人へ

地球に生まれたあなたは、間違いなく世の中に必要とされています。
あなたの助けを強く求めています。

生きているすべての人には未来があります。何にでも挑戦できる未来があります。
世の中はその未来あるあなたを強く求めています。

しかし、会社に属さず、独立、起業するには人並み以上の努力が必要です。
ましてや、親や親族が事業を営んでいないのであれば、間違いなく不利です。

ユニクロの柳井社長も、蔦屋書店の増田社長も一代で会社を築き上げたと言われてますが、それは正しくはないと思います。柳井社長の家はもともと服屋でしたし、増田社長の家も土木建設の会社を経営していたそうです。

今、成功している社長は、もともと事業を営んでいた家に生まれた人がほとんどです。
小さい頃からそばで経営者を見てきた人と、全く見てこなかった人には明らかに差があります。人、モノ、お金の運営方法をあらかじめ知っています。その差を埋めるには、並の努力では埋めることはできません。ビジネスとは何なのか、商売とは何なのか、日々人並み以上に勉強をしなければいけませんし、人並み以上に行動しなければいけません。
そのことを分かっていなければ、成功することは難しいと思います。

話は変わりますが、ファンタジーやアイデア、デザインやテクノロジーは、「ビジネス」と結びつくことによってはじめて発展します。

「ビジネス」とはなんでしょう。辞書には「商売」と載っていると思います。「商売」とは、「人の役に立つことにより、利益を出すこと」だと思います。

ぼくは、バブル崩壊後の社会やメディアからのイメージで「ビジネス」とは、ただのお金儲けであり、弱者からの利益の搾取のようなイメージをもっていました。そのようなことをする悪い人も確かにいるかもしれませんが、利益を生み出すことができなければ、何も世の中を発展させることはできません。

では「ビジネス」において何が大切なのでしょうか。最近、大切だと思うことを書き出してみます。

1)世の中のためになること
2)他者の夢や希望を叶えること
3)利益を生み出す仕組みにすること
4)小さくはじめ、大きく育てること
5)失敗を許容できるようにすること

以上のことだと思っています。

商品やサービスは、企業の方向性や企業を表すものです。簡単な思いつきやアイデアでできることではありません。
世の中のためになり、永続的に利益を生み出すことができること。大きな失敗をしてもそこから立ち直ることができる資金や体制を確保すること。
それが大切だと思っています。