ぼくは、大学時代から本を習慣的に読んでいます。高校生までは、フィクション以外の本は、宇宙関連の本しかないと思っていました。社会人になってはじめて、自伝やビジネス書があることを知りました。そのことを知ってからは、気になる人の自伝やマーケティングの本など、仕事のためになりそうと思った本を読んでいます。現在住んでいる世田谷区は、読みたい本があれば、世田谷区内にあるすべての図書館から、最寄りの図書館まで取寄せることができるので、かなり重宝しています。
ぼくにとって本を読むことは、本を書いた人と対話することであり、自分なりの考えを作ることだと思っています。だいたい1週間に2冊ぐらい読んでいます。休日はランニングした後、本をずっと読んでいます。ある期間に何冊読むかなど、全くどうでもいいと思っています。肝心なことは、いかに本の著者と対話するように読み、自分なりの考えを紡ぎ出すかだと思います。すごく考えさせられたり、大切なことだなあ、と思うことが書いている箇所を読んだときは、そのページを開いたまま、2、3分考えたり、1枚の紙に概要をまとめたりすることもあります。
今まで読んだ本の中で、すごく好きな本が何冊かあります。
タイトル:あなたには夢がある/著者:ビル ストリックラン/出版社:英治出版
スラム街で育ったビルさんが、陶芸との出会いを機にアトリエを開き、若者に生きる希望や勇気を与えるスクールを開校するまでの話です。このスクールは、MANCHESTER CRAFTSMEN’S GUILDとして現在も開講しています。ジャズとコーヒーの香りを感じるような、とても心地よく、夢と希望を与えてくれる本です。
タイトル:スターバックス成功物語/著者:ハワード シュルツ/出版社:日経BP社
だれもがご存知のスターバックス最高責任者のハワード シュルツさんが、自身の生い立ちから、スターバックスを世界的なコーヒーショップチェーンにするまでの話です。ハワードさんの生い立ちは、決して裕福な家庭ではなかったそうですが、常に高見を目指し、情熱的に戦い挑んでいる姿に感銘を受けました。
タイトル:20歳のときに知っておきたかったこと/著者:ティナ・シーリグ/出版社:阪急コミュニケーションズ
ティナさんは、アメリカ、スタンフォード大学で起業家育成塾というクラスをしているのですが、イノベーティブな発想をする手法をとても分かりやすく紹介しています。ぼくに、「ユニークな発想をするにはまず、不可能だと思わないこと」という大切なことを教えてくれました。
タイトル:創造力を生かす/著者:アレックス・F. オスボーン/出版社:創元社
人が発想するということについてまだ謎だった時代に、具体的事例をまじえ、体型的に分かりやすく説いている素晴らしい本だと思います。現在書店には、発想法を書いたたくさんの本がありますが、どうもこの本を元にしている本ばかりのような気がします。それほど、先駆的な本だと思います。
本には、3種類の本があると思います。
1、買われるためだけに作られたもの
2、オレかっこいいだろ、とだけ言いたいがために作られたもの
3、世の中のために作られたもの
商品も同じですが、皆さんには本当に世の中のために作られたものを選んでほしいと思っています。
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