2.25.2015

マイナスなことがプラスになること

自分のマイナスなところを前向きに考えることによって上手くいっていることがあります。

記憶力がすごく悪いので、とにかくメモを取る
さっき聞いたこともすぐに忘れます。人の話を聞いていると突然妄想にふけってしまう癖もあるので、まったく人の話を聞いていないときもあります。なので、人から話を聞くときは、とにかく聞き漏らすことのないように紙にメモを取ります。そして、あとでそれを見返して整理します。そうすることによって、かえって記憶力がありメモを取らない人よりも整理して物事を捉えることができているような気がします。

器用な性格ではないので、手抜きができない
社会人になった頃、よく先輩に「手を抜くところは抜かないとダメだよ。」と言われました。ぼくはすごく素直な性格なので、その当時「社会で生きるということはそうなのかあ。」と思っていました。でもぼくはそんなに器用な性格ではないので、手抜きが全くできません。人から頼まれたことには、ベストを尽くします。今になればそのことがどうもよかったようです。何でも目の前のことにベストを尽くしてきたことで、苦手としたwebや営業やデザインについて、今ではちょっとはできるようになったようです。

根っからの性格が暗いので、楽しいモノを作りたくなる
ぼくはかなりの根暗です。性格もとくに良くはないと思います。というよりはむしろちょっと悪い方かもしれません。SNSや会話では気の利いたセリフの一つも言えません。楽しいモノを作っているので、「楽しい方ですね!」「面白い方ですね!」と言って頂くことがあります。それはとても有難いことなのですが、“モノ”と“ぼく本人のキャラ”とは全く別ものです。朝はいつも憂鬱です。物事には基本的に悲観的に捉えます。なので、せめて作るモノは楽しいモノを作ろうと心掛けています。作るモノは、ぼくの性格の暗さの反動でできています。

社会で生きていくことが苦手なので、社会で頑張っている人を尊敬する
就活時代、本当にたくさんの会社に落とされました。なので、会社というものには、基本的に就職できないものなんだな、と思っていました。その頃から「なんとか会社を立ち上げてこいつらを見返してやる!」という思いが芽生えました。
最近、有難いことに時々「求人していませんか?」というお問合せを頂きます。ぼくは、「不採用にする人を必ず見返してやる!」と思っていたので、不採用する側にはなりたくはありません。この社会で人並みに生きていくには本当に大変なことです。なので、悪いことをせず、一生懸命頑張って生きている人全員を尊敬しています。

煙たがられる性格なので、本当にやさしい人だけが付合ってくれる
ぼくは自分勝手でめんどくさい性格なようです。なので、こんな面倒な自分と付合ってくれる方々は本当にやさしく良い人ばかりです。自分のように面倒な方とは全く反りが合わないのです。
時々「人と合わないんじゃない、合わせるんだ!」という人がいますが、あえて人と合わせなくても、やりやすい状況は作り出せるのではないかと思っています。悪い人、何事にも否定的な人、すぐあきらめる人、反対する人はいます。そんな人に無理矢理合わせる必要はないと思います。
会社に所属していて「無理にでも上司に合わせなきゃいけない。」と思っている方もいるかもしれません。ぼくは無理に合わせる必要はないと思っています。
機会があれば、もっと自分を活かせる場所に移動してもよいと思います。必ず自分を必要としてくれる人や場所はあると思います。もし自分がそのように強く信じ、際限なく努力することができれば。

一人では何もできないので、今自分がやりたいことをできていることに常に感謝している
ぼくは、ひとりでは何もできません。時々「これオレが作ったんだぜ!すごいだろ。」的な方がいます。でもそれを作るためには素材がなければ、それは作れないわけですし、協力してくれる工場さんがいなければ、作れません。確かにそれをデザインしたキミはすごいかもしれないけど、そのデザインをするためにはパソコンがなければ作れない訳です。すべて先人や周りの人のおかげで成り立っていることを感謝しなければ、ダメだと思います。この最高に恵まれた日本にいて、ちょっとでも人の役に立つことができなければダメだと思います。どれだけ恵まれているのかきちんと自覚し、あらゆる人の支えによって自分がこうしてやっていけているということを常に感謝しなければいけないと思っています。

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