2.27.2015

今の夢

今の夢は、うんと稼いで、その稼ぎをいつか子供の貧困を減らす活動や恵まれない環境にいる子供にうんと使うことです。

犯罪を犯す人も、戦争をする人も、昔はみんな純粋な子供でした。悪い大人や悪い環境のせいで、大人になったときに極悪人になってしまいます。

幼少期の恵まれない環境によって徐々に悪い人になっていくのです。

この世界にはたくさんの問題があります。その問題の根本的な理由のひとつに、子供の貧困や恵まれない環境の問題があると思っています。

一刻も早く生活に困窮している、困っている子供を助けたいです。でも人助けというのは、自分に余裕がないとできません。自分に余裕がないのに、無理に人助けしようとすると逆に人の迷惑になってしまう可能性があります。

なので今は、スガイワールドの事業を一生懸命がんばり、結果を出さなければいけないと思っています。自分の得意分野で社会に貢献することこそ大切なことだと考えています。

政治家の人たちには、私腹を肥やす代わりに、
高級ブランド品が好きな人は、高級ブランド品をもう一つ増やす代わりに、
車が好きな人は、車をもう一台増やす代わりに、
ぜひその余力の一部を貧困で困っている子供たちや恵まれない環境にいる子供たちに分け与えてほしいと思っています。

売上げや税金で得たお金は、皆さんからお預かりしているお金。そのお金は私腹を肥やすためのお金ではないのです。

生活に困窮している、困っている子供を助けようとしている方々もいらっしゃいます。
→キッズドア

2.25.2015

マイナスなことがプラスになること

自分のマイナスなところを前向きに考えることによって上手くいっていることがあります。

記憶力がすごく悪いので、とにかくメモを取る
さっき聞いたこともすぐに忘れます。人の話を聞いていると突然妄想にふけってしまう癖もあるので、まったく人の話を聞いていないときもあります。なので、人から話を聞くときは、とにかく聞き漏らすことのないように紙にメモを取ります。そして、あとでそれを見返して整理します。そうすることによって、かえって記憶力がありメモを取らない人よりも整理して物事を捉えることができているような気がします。

器用な性格ではないので、手抜きができない
社会人になった頃、よく先輩に「手を抜くところは抜かないとダメだよ。」と言われました。ぼくはすごく素直な性格なので、その当時「社会で生きるということはそうなのかあ。」と思っていました。でもぼくはそんなに器用な性格ではないので、手抜きが全くできません。人から頼まれたことには、ベストを尽くします。今になればそのことがどうもよかったようです。何でも目の前のことにベストを尽くしてきたことで、苦手としたwebや営業やデザインについて、今ではちょっとはできるようになったようです。

根っからの性格が暗いので、楽しいモノを作りたくなる
ぼくはかなりの根暗です。性格もとくに良くはないと思います。というよりはむしろちょっと悪い方かもしれません。SNSや会話では気の利いたセリフの一つも言えません。楽しいモノを作っているので、「楽しい方ですね!」「面白い方ですね!」と言って頂くことがあります。それはとても有難いことなのですが、“モノ”と“ぼく本人のキャラ”とは全く別ものです。朝はいつも憂鬱です。物事には基本的に悲観的に捉えます。なので、せめて作るモノは楽しいモノを作ろうと心掛けています。作るモノは、ぼくの性格の暗さの反動でできています。

社会で生きていくことが苦手なので、社会で頑張っている人を尊敬する
就活時代、本当にたくさんの会社に落とされました。なので、会社というものには、基本的に就職できないものなんだな、と思っていました。その頃から「なんとか会社を立ち上げてこいつらを見返してやる!」という思いが芽生えました。
最近、有難いことに時々「求人していませんか?」というお問合せを頂きます。ぼくは、「不採用にする人を必ず見返してやる!」と思っていたので、不採用する側にはなりたくはありません。この社会で人並みに生きていくには本当に大変なことです。なので、悪いことをせず、一生懸命頑張って生きている人全員を尊敬しています。

煙たがられる性格なので、本当にやさしい人だけが付合ってくれる
ぼくは自分勝手でめんどくさい性格なようです。なので、こんな面倒な自分と付合ってくれる方々は本当にやさしく良い人ばかりです。自分のように面倒な方とは全く反りが合わないのです。
時々「人と合わないんじゃない、合わせるんだ!」という人がいますが、あえて人と合わせなくても、やりやすい状況は作り出せるのではないかと思っています。悪い人、何事にも否定的な人、すぐあきらめる人、反対する人はいます。そんな人に無理矢理合わせる必要はないと思います。
会社に所属していて「無理にでも上司に合わせなきゃいけない。」と思っている方もいるかもしれません。ぼくは無理に合わせる必要はないと思っています。
機会があれば、もっと自分を活かせる場所に移動してもよいと思います。必ず自分を必要としてくれる人や場所はあると思います。もし自分がそのように強く信じ、際限なく努力することができれば。

一人では何もできないので、今自分がやりたいことをできていることに常に感謝している
ぼくは、ひとりでは何もできません。時々「これオレが作ったんだぜ!すごいだろ。」的な方がいます。でもそれを作るためには素材がなければ、それは作れないわけですし、協力してくれる工場さんがいなければ、作れません。確かにそれをデザインしたキミはすごいかもしれないけど、そのデザインをするためにはパソコンがなければ作れない訳です。すべて先人や周りの人のおかげで成り立っていることを感謝しなければ、ダメだと思います。この最高に恵まれた日本にいて、ちょっとでも人の役に立つことができなければダメだと思います。どれだけ恵まれているのかきちんと自覚し、あらゆる人の支えによって自分がこうしてやっていけているということを常に感謝しなければいけないと思っています。

2.24.2015

内職、最終組立てについて

今までデザイン会社としてデザイン一本で仕事をしてきたけど、自社でもモノを作って売ってみたいという人が増えています。そこで壁にぶつかるのが製造や生産管理について。デザインのプロだけど、製造や生産管理については分からないという方がほとんどです。

そこで今回は、自社で商品を作ろうとした場合にぶつかる、内職、最終組立ての問題について取り上げたいと思います。

今まで全く商品の製造に携わった経験のない人は、とりあえず最初は全部自分たちで作ろうとします。最初は10個20個の注文なら自分たちで何とか作れていたものが、100個200個と注文が増え、500個1,000個と注文が増えてくるとお手上げになってしまいます。

でも誰かに内職をお願いしようとしてもだれにお願いしたらいいのか分からない。

東京都には内職をしてくれる作業所というところがたくさんあります。弊社が拠点にしている世田谷区でも約30以上もの作業所があります。たまたま区役所に行ったときに知りました。今では弊社もとてもお世話になっています。
詳しくはこちら→就労継続支援施設一覧

施設によっては、できるできないがあるかと思いますが、大概のことは可能です。「お住まいの地区+作業所」と検索すると見つけることができるかと思います。

ちなみに作業所とは、知的障害者の方や精神障害者の方が仕事の訓練のために在籍しているところです。知的障害とは発達段階における先天的なもの。精神障害は病気の一種で、回復が見込めます。精神障害の方にはもう少しがんばれば、普通に会社に通える方もいらっしゃいます。
そういった方への支援という意味でも内職をお願いしてみてはいかがでしょうか。

でも最初から内職の完成度を100%望むのは難しいと思います。誰でも組み立てができるように分かりやすい組立ての仕様書を作って丁寧に説明し、仕上がったものはきちんと自分たちの目で検品することも大切だと思います。

人にしっかり任せることができることも立派な経営力だと思います。

2.18.2015

何を“したか”ではなく、何を“しなかったか”

ぼくは、山形県南陽市という周りには田んぼしかない田舎で育ちました。昔はサッカー選手やヒーローになることが夢だった同級生も今では、農業か土木か大工かというくらいほとんどみんなガテン系の仕事に就いています。今も地元に住んでいる同級生は、地元が大好きで山形から出ようなんてことは考えません。

立派な職に就き、地元で頑張っている同級生のことを悪く言うつもりは全くないのですが、最近、須貝家の教育と同級生の家の教育が、何か少し違ったのではないかと感じるようになってきました。

そんなとき、マララさんの父の講演を聞いて納得しました。
下記は抜粋です。

“マララをどう育てたのか人々は私に聞いてくる。「どうしたらあんなに勇敢で堂々とした子になるのか」と。私はこう答える。「私が何を“したか”ではなく、何を“しなかったか”なんです。私は娘の翼を切らなかった。それだけです。」”
TEDトーク「私の娘 マララ」より

街角では、親が子に「危ないからダメ!うるさいから止めろ!そっちに行くな!黙れ!大人しくしてろ!」と子どもの好奇心をいとも簡単に消してしまう言葉が飛び交っています。そう言われて育つ子は、大人しくしていればいい、親の言うことを聞いていればいい、ただ静かにしていればいい、という子に育ちそうです。

ぼくが親にしてもらったことは、マララさんの父ジアウディン・ユスフザイさんが言うように、親が自分に何を“したか”ではなく、何を“しなかったか”なのかもしれないと思いました。
してもらったことはたくさんあります。でも親は私の、か弱い翼を切らなかった。そのことに尽きるような気がします。

親や大人に何かにつけ否定され止められ育った子は、「それは無理だよ。できないよ。そんな才能ないじゃん。できっこないよ。」と大人になってもその価値観を自分や人に押し付けるような気がします。

世の中には“できない”“しない”理由を持っている人は、本当にたくさんいます。
「こうしたらどうですか?」と言っても「〇〇だからできない。それは無理。」と即座に回答する人がたくさんいます。

そうではなく、それをどうすればできるか一緒になって考え「きっとこうすればできるかもね。こういう案はどうだろう。」という解決案を言えるだけでも全く違うと思います。

その人ができないと思い、無理と思えばそれは絶対無理だと思います。でもその人がきっとできると思い、どうすればできるか考え、努力することができれば、大概のことは叶うと思います(※先進国において)。

否定せず、解決案を。そしてみんなが、自分や他人の可能性の翼を切ることのないようにするだけでも世の中がちょっと変わってきそうです。

2.09.2015

ゴールをどこに設定するか

今までにない商品を出したい、もっと自社の商品やサービスを知ってほしい、もっと売上げを上げたい、色々な要望を聞きます。

でもその要望の前に、なぜそうしたいのか、しっかりゴールを決めることがとても大切だと思います。

ぼくがなぜ、今までにない商品を世に出したいかというと、世界にもっと夢と想像力が溢れ、もっともっとハッピーな世界になって欲しいと思っているからです。

なんとか成功し、その成功事例をいろんな人に少しでも伝えていきたいと思っています。

でもみんなにぼくの話を聞いてもらうには、結果を出さないと誰も耳を傾けてはくれないと思っています。結果を残した人に、はじめて人は耳を傾けます。

人に耳を傾けてもらうには成功しなければいけないと思っています。なので、まずは今までにない商品を出し、経済的な面や認知度を向上させていかなかればいけないと思っています。

バングラデシュやアフガニスタンなど、世界には今も日がな日干しレンガだけを作っている少女や少年がいます。→youtube 本当は夢を叶えるために勉強をしたり、学校に行って友だちと遊んだりしたいのに、そうできない子たちがたくさんいます。

その子たちを直接助けることはできないかもしれませんが、スガイワールドをなんとか成功させ、そんな子たちや、夢を叶えるために勉強をしたいけど、機会がなくてできない子(や大人)、近くの大人たちに自分の夢をつぶされる子(や大人)、そんな人たちを少しでも助けることができるようになりたいと思っています。

そうできるようになるには、まずは、今までにない商品を出し、もっと商品やスガイワールドを知ってもらい、もっと売上げを上げ、成功しなくてはいけないと思っています。

みなさん一人一人がゴールやビジョンを設定し、自分が得意とすることに情熱を傾けることができれば、自ずとしなければいけないことが見えてくると思っています。