最近つくづく商品づくりは野菜や果物づくりに似ているなあ、と思います。
ぼくの実家は、お米にリンゴにさくらんぼ、ラフランスなど山形の特産品を作っている昔ながらの農家です。小さい頃からろくに手伝いはしませんでしたが、ずっとそのような特産品を作る親の背中を見てきました。お米は、春に種まき、夏は毎日雑草取りや水の調整、秋は稲刈り、リンゴは、前の年に肥料をまき、春はのびすぎた枝を切り、夏は消毒、秋にやっと収穫です。
そんなに手間をかけて育てたものも、食べてしまえば一瞬でなくなってしまいます。
商品も似ていて、企画から発売まで短くても1年はかかります。長ければ3年以上かかってやっと日の目をみるものもあります。しかも野菜や果物と同じように、完成した商品は、手塩にかけて作ってきた期間が人の目には見えることはありません。
でも、お店やネット上でスガイワールドの商品をたくさんの方が楽しんでいる様子が分かるととてもうれしいです。
そして今も、喜んで頂ける方の笑顔を思い浮かべながら、新商品開発を進めています。一つの商品が完成するまでには、いつもたくさんの壁にぶち当たっていて、今も大きな壁にぶち当たっていますが、笑。
農家の方が、食べる方の笑顔を思い浮かべて、野菜や果物を手塩にかけて愛情かけて作るように、スガイワールドも、使う方の笑顔を思い浮かべて、商品を手塩にかけて愛情かけて作る、これがスガイワールドの商品づくりです。