ラベル 02. 事業の作り方 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 02. 事業の作り方 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

12.04.2019

自分の頭で考える

展示会に出展したり、商談をしたりすると、有難いことに、色々な方からアドバイスを頂きます。いつもとても参考になります。

その道のプロで、肩書きの大変立派な方からも有難いアドバイスを頂くこともあります。

実は、最初のうちは、その方のアドバイスをとにかく受け入れて、言われるままに行っていました。最初のうちは、それでうまくいっていると思っていました。

しかし、長期的に見て行くと、失敗も積み重なっていきました。

いくら偉い方から有難いアドバイスを頂いたからといって、それがすべて正解ではないと、最近やっと気づきました。

「自分の頭で考える」ハズキルーペの社長、松村謙三さんの言葉です。

松村さんは、自社商品のCMを作るとき、最初は、広告代理店の言うことを聞いていましたが、それがどうも上手くいかない。そこで、自分の頭で考えて、自分の企画でCMを作ったところ、大成功したそうです。

自分の事業を一番考えているのは、事業主です。「改善点はないか、世の中に必要とされるものは何か、課題をどう解決するか、新規性のあるものは何か」誰よりも自分の事業について考えています。自分の事業なのだから、24時間、誰よりも自分の事業のことを考えていなければ、上手くはいきません。

最近、やっとそのことに気づいた次第です。

4.06.2018

火事場の馬鹿力と図々しさ

「火事場の馬鹿力」と「図々しさ」は、成功する上で大切な要素のようです。


火事場の馬鹿力
「火事場の馬鹿力」とは、「切迫した状況に置かれると、普段には想像できないような力を無意識に出すこと」だそうです。

会社を運営している人は大概、会社がかなりヤバい状況を何度も経験すると思います。そんなとき、この「火事場の馬鹿力」を発揮することができるかどうかが、会社の命運を分けると思います。

着物レンタル会社「はれのひ」の騒動は有名ですが、おそらく、火事場で社長が馬鹿力を出せなかったことがあのような騒動を引き起こした原因だと思います。

沢山の本を読み、研究し、ある法則に至ったのですが、その人が5歳までにどれだけ大人、特に親に見守られて育てられたかで、その人の重要な性格が決まることが分かりました。
5歳までに時間と心の余裕を持って育ててあげると、5歳以降に貧しい生活や厳しい生活を強いられても、それを乗り越えられるようになるようです。あきらめない、折れない心が備わるようです。

カーネルサンダースさんもハワードシュルツさんも、松下幸之助さんも柳井正さんもそのような人だと思います。

火事場の馬鹿力とは、あきらめない心です。そこであきらめるか、あきらめないか。やるか、やらないか。あきらめない心は、成功するために大切な要素の一つなのです。

スガイワールドも「クリップファミリー」という商品を出す前までは、会社はかなりヤバい状況でした。夏は見たことのない虫が出てくるし、冬は霜焼けができるくらい寒いアパートで、毎日誰にもぶつけることができない悔しい思いを抱き「くそったれがー!くそったれがー!」が口癖の日々をおくっていました。でも何とか火事場の馬鹿力を出し、何とか今のところ生き延びています。

図々しさ
「図々しさ」は、よく言えば、少しの勇気、勇む心だと思います。時々、「人は少しくらい図々しい方が丁度いい」と誰かが言っていることを耳にするのですが、その通りだと思います。少しくらい図々しい方が成功に近づくことができると思います。
しかし、勇気は、他人に対する優しさ、思いやりなければ、単なる迷惑になるそうです※1。人のために一歩踏み出すことが本当の勇気なのかもしれません。

「一度相談をしたいのですが」と何かヒントを求めて、スガイワールドを訪れてくれる若い方々が時々います。こんなスガイワールドのアドバイスでよければ、可能な限り協力したいと考えています。少しの勇気を持ってスガイワールドを訪れてくれた方々は、必ず成功すると信じています。

ぼくも、スガイワールドを始めるときは、持ち前の図々しさで沢山の方にアドバイスを求めました。無償でアドバイスをくれる人は、何十人の内の1人ですが、その方との関係は、ずっと続き、素晴らしい方向に導いてくれます。

若く志高い方々のために、スガイワールドアカデミーを開講しようと考えていましたが、本当に成功する人たちは、そのようなことをしなくても、少しの勇気を持って、アドバイスを何とか手に入れようと奮闘します。

「火事場の馬鹿力」と「図々しさ」はとても骨の折れることです。でも、どうか皆さんには、「火事場の馬鹿力」と少しの「図々しさ」をもって、必ずや成功してほしいと願っています。


※1「論語」より

12.19.2017

会社を運営する上で大切なこと

勤勉、倹約
ご存知の方も多いと思いますが、格安旅行代理店のてるみくらぶが倒産をしました。なぜ、117億円も売上げがあるのに倒産するのか不思議に思ったので、調べてみました。

・航空チケットなどの仕入れの価格と売価の価格の差がない。つまり利益が出ない。
・利益が出ないのに、広告への投資をした。

ということのようです。

経済産業省の「ベンチャー企業の経営危機データベース」にも書いていましたが、“身の丈に合った投資、経営”はとても大切だそうです。よく「弊社は数億円の売上げがあります。」とテレビで自慢げに話す人がいますが、重要なのは、利益です。手元にある現金です。売上げが数億円あっても利益が出ず、赤字ではいけません。手元に現金がなければ、会社は健全な経営をできません。Googleが健全な経営をできるのは、他には真似できないIT技術によって得られた潤沢な現金が手元にあるからだそうです。

自社の利益規模にあった投資はとても大切です。例えば弊社は、売上の10%を新商品開発や展示会出展費に当てると決めています。そう決めていれば、過度な投資は控えるようになります。いくら売れる商品ができても、過度な増産や設備投資、スタッフの増員は行いません。「売れる商品ができたので、銀行からお金を借りて設備投資をしたら、その後、売れなくなって経営が危うくなった」という話はよくあるようです。

「勤勉、倹約」という言葉は二宮金次郎(二宮尊徳)さんの教えです。「よく働き、よく学び、贅沢をせず、身の丈に合った経営をする」とても大切なことだと思います。

小さく初めて、売れたら展開する
「これは絶対売れる!このサービスは絶対いける!」と思って、はじめから過度な投資をし、たくさん商品を作ったり、サービスにたくさんの投資をするのは危険なようです。
数億円の資金調達に成功した会社が立派な社屋で数十人の会社員を雇い、かっこよくニュースで取り上げられているのをときどき見たりするのですが、その後を調べてみると消えている会社は少なくありません。

商品やサービスの価値を決めるのは、マーケティング会社でも投資会社でも銀行でもありません。世の中が商品やサービスの価値を決めます。世の中に支持されなければ、その商品やサービスはいらないのです。

いくらマーケティングをしたり、事前に関係者から評価されたり、銀行や投資会社から大金を借りることができても、ビジネスの鉄則は「小さく初めて、成功したら展開する」ということのようです。

精神力
会社を運営する上で重要なことの一つに「精神力」があるようです。精神力とは、心の強さ、打たれ強さだと思っていましたが、どうも違うようです。辞書によると「何かをやり抜こうとする力」だそうです。
ものづくりや新しいサービスを生み出す上で、世の中や人の気持ちを繊細に感じ取る心の感度は大切です。
とてもタフそうに見える人でも、とても繊細な心を持っています。嫌なことがあったり、悩んだり、苦しんだりします。
そんなとき、活躍している人はみんなそれぞれ、自分の心のコントロール方法を身に付けているようです。
人はみんな違うので、人それぞれ独自の解決方法があるかと思いますが、ぼくの場合は、結局のところ、とにかく体を動かすこと、それが一番いいようです。

人の成功を喜ぶ
「人の成功を喜べたら、あなたの周りには成功者が集まるだろう。目標に向かって努力する仲間に囲まれるのは素晴らしい。あなたの旅を支える意欲やひらめき、情報も得られる」(「メンタルが強い人がやめた13の習慣」P187より)

今はSNSがあるので、四六時中、他人が成功している情報が入ってきます。それをうらやんだり、嫉妬したり、憎んだり、色々な感情が湧いてくるかもしれません。でも、素直に人の成功を喜ぶことができたら、きっと成功している人がたくさん集まってくるに違いありません。

あきらめない
やり方を変えること”と“あきらめること”は全く別です。失敗したら改善する。常に改善し続けることが大切です。

前向きに考える
元アメリカ副大統領のアルゴアさんが、テレビのインタビューでこんなことを言っていました。「物理の法則に反射というものがあります。良い言動や取り組みは必ず、良いこととして返ってきます。だから良いことを発言し続けてください。行動し続けてください。成功した社会活動は、どれもたった1人の言動や発言から始まっています。」

ネガティブな言動や行動はネガティブなこととして返ってきてしまいます。そうならないためにも、ポジティブな言動や行動を心がけたいところです。

ネガティブになることはとても簡単ですし、発展的ではありません。
ポジティブになるには努力が必要です。ポジティブな言動や発言は、その人が努力しているという素晴らしい証拠だと思います。

物事には必ず、いい面と悪い面があると思います。どう考えても悪いことだと思うことでも、実は、必ずいい面があります。
悪いことが起こるかもしれない、と思っていても9割方は起きないし、そのほとんどが解決できます。
世の中に対してモノやサービスを提案したいのであれば、前向きな考えでなければ支持はされないし、長くは続かないのではないでしょうか。



2.24.2017

会議について

会社での会議は、多くの人にとって苦痛ではないでしょうか。
人の話しを長々聞くのは本当に骨が折れます。

年配者や役職が偉い人が長々話す会議は本当にダメな会議です。

会議とは、そもそも一番若かったり、役職がない一番末端でがんばっている人から話を聞き出すのが目的だと思います。

会議とは、年配者や役職が高い人が、若い人につらつらと言いたいことを言うものと思っている人が多いようですが、それではただの偉い人のストレス解消でしかありません。それではまったく会議の意味がありません。

若い人や役職がない人は、言いたいことを言うのにとても勇気がいります。声が小さくなりがちです。会議では、声が小さくなりがちな人からたくさん話を聞き出すのがとても重要だと思います。

年配者や役職が高い人ほど、話を聞き
若い人や役職がない人ほど、話をする

年配者や役職が高い人は、「聞く9割、話す1割」を心がけてほしいです。
それが理想の会議であり、理想の会話なのではないでしょうか。

年配者や役職が高い人は、若い人や役職がない人より経験が豊富なので、ついつい話しをしたくなり、話が長くなりがちです。
若い人や役職がない人は、その話しを聞くしかないので、年配者や役職が高い人は、それに気を良くして長々話をする傾向にあります。それではいけません。年配者や役職が高い人が、若い人や役職がない人より話しをしてしまったらそれは自分に負けています。

会議のときだけではなく、営業のときや、日常会話のときでも同じようなことが言えると思います。

どうか皆さんの会社では、年配者や役職が高い人が、若い人や役職がない人より話しをせず、じっくり若者の声を聞いていることを切に願います。

10.31.2016

ブランドとは

ブランドとは約束であり保証である。

「ブランドは、名称や言葉、記号、シンボルなどの組み合わせで実現される。消費者の知覚と思い込みによって形成されるものである」

中核製品、製品の形態、付随的機能という3つのレベルからなる製品のうち、重要な地位を占めるのがブランドとなる。

1 識別機能
ブランドは他社製品との識別に用いられる。名称や言葉、記号やデザインなど。

2 保証機能
その企業の製品が一定の価値を持つものと保証する機能。買い手にしてみれば、価値を予想できるという利点があるが、その期待に応えられない場合、ブランド・イメージは傷つく。

3 想起機能
ブランド名から想起されるイメージの事をいう。

コトラー「ブランドは消費者のマインドの中に存在するもので、現実に即しながら、最終的には消費者の知覚と思い込みによって成り立つものである」

コトラーのマーケティング ブランド戦略より

4.18.2016

備えあれば憂いなし

世間では「100年に一度の不景気。」「20年ごと不景気のサイクルがある。」などと言われますが、何年ごとに不景気のサイクルがあるのかが大事なのではなく、そもそも景気には浮き沈みがあるのだから、それに備えることが一番だと思います。

二宮金次郎さんは、1833年以降に度々起こった飢饉(食べ物がなくて飢えること)を予見し、お米だけではなく、稗(ひえ)や穀物などを育てることを推奨し、みんなで乗り切りました。

今からたった180年前の日本では、食べ物がなくなり、多くの死者を出したことがあったなんて今の人は信じられないかもしれません。

今の日本では「食べ物が余って廃棄している」なんて昔の人が知ったら、なんと思うでしょうか。


先日、とある方から「昔は11億の売上げがあったが、今じゃ2億だよ。」と伺いました。色々とご苦労があるかと思います。弊社も人ごとではありません。弊社の売上げは皆様に比べれば、雀の涙程度ですが、「備えあれば憂いなし」。

二宮金次郎さんは、収入に応じて支出に限度を設け、備えた余裕を次世代や地域に譲ることが大切だと言っていました。

利益は人様から預かった預かり金です。いずれきちんと返さなければいけません。
利益を自分のものと思うのは、甚だ勘違いなのです。

松下幸之助さんは「ダムの経営」、稲盛さんは「足るを知る」が大切だと言っていました。

手元にお金が入れば使ってしまうのが人間の性ですが、それを我慢し、次への蓄えとして備えることができる人こそ、経営者なのではないでしょうか。

下記「二宮金次郎の一生」P211より
「お前たちの村が荒廃したのは、ただ用水が駄目になったので、農業が出来ないからではない。用水が駄目になったら、田圃を畑に切りかえて、雑穀を育てればいいではないか。人の命を養うのは、米だけではない。それなのに用水が駄目になったのを口実に怠けて良田を荒廃させ、博突を好み、よそから金を借りて、一時のがれをしている。これこそ家が困窮し、一家離散した原因である。博突というものは、たとえ金持ちでも、先祖伝来の家を傾けてしまうものである。ましてや、貧しい者がこの悪弊に染まれば、たちまち滅亡するに決まっている。また、田に用水のないのを理由に田を荒らしているが、田を畑に切りかえて農耕すれば、畑も田にまさるほど有益である。田は年に一作しか米が穫れないのに、畑ならば年二回、作物が穫れる。それをしないのは、お前たちが怠け者であるからだ。わたしのやり方は、質素、倹約を旨とし、それによって余剰を生み出し、その余剰で他人の苦難を救い、それぞれが刻苦精励して家業に励み、善行を積んで悪行はなさず、よく働いて、一家の安全をはかるというやり方である。どの家もこのように努カすれば、貧しい村も豊かになり、滅亡寸前の村も必ず復興できる。」

2.14.2016

佐藤雅彦さんの講義「映像で理解できること」

2016年2月6日に東京藝術大学院、横浜キャンパスにて行われた佐藤雅彦さんの講義「映像で理解できること」を受講してきました。本当に勉強になりました。

今まで佐藤雅彦さんが取り組んできた作品の紹介からスタートしました。

どうすれば、あることが伝わるのか
どうすれば、あることが分かるのか

作品の紹介
ISSEY MIYAKE A-POC 認知科学
ビーだまのビーすけの大冒険 物語性
・現れる数理 数学の実証
I.Q トーンのある世界
経済ってそういうことだったのか会議(帯に“日本経済新聞社 ¥1500”と入れることを考えたのは佐藤雅彦さんだそうです。)
DNP Idea Factory

作り方を作る
作り方が新しければ、自ずとできたものは新しい。
「私は何かを表現するときにいきなり表現から入るのではなく、まず「作り方」から考え出します。」
「50歳、60歳になっても何になりたいかなんて分からない。やりたいことを思いっきりやることです。ポリンキーやI.Qをやれたときも死んでもいいと思った。あまり考えすぎない。とにかくやってみることです。」

作り方を作る 4つの手法
・rule
・tone
・考え方から生む表現 ※今回の講義
・メディアから考える

考え方から生む表現
・認知科学 群化(grouping)人は見えないものを補完する能力がある
・機械工学 歯車、カム曲線、ゼネバ機構、リンク
・計算機科学 コンピュータサイエンス 例えばアルゴリズム、レイヤー
・生物学
・数学
・可視化・実験デザイン しいたけの成長

験(ため)す
頭と体を使ってとことん験す

認知科学の実験で、体にいくつの点を付けて動けば、見え方が変わってくるかや、アルゴリズムを人の動きに返還し、どのような動きが効果的に見えるかなど、大学で実験している記録映像の紹介がありました。

「実験のexperimentは、ラテン語のexperiri 「ためす、しらべる」から生まれました。専門家のexpertとは、験しの数が多い人。毎日験している人のことを専門家expertといいます。」
「例えばISSEY MIYAKE A-POC、パリコレってかっこいいな、なんて思うかもしれない。でもすぐにカッコイイものなんて作れるはずがない。何度も何度も験し、こうしたらどうか、ああしたらどうかと、色々やってみて、やっとできるんです。」

「昨日、何かを験しましたか?ぼくは毎日験している。
自分の好きなものをとことん験す。
好きなものは行動しなければ見つからない。」


ぼくは、佐藤雅彦さんにお会いするまで、とてもスマートで、論理的に無駄なくキッチリものづくりをしていく方なのではないかと思っていました。
でも実際お会いしてみると、とてもチャーミングで、熱く、色々と手を動かし、何度も験し、失敗にくじけず、ひたむきに取り組んでいる方なのだと感じました。

完成する作品はとてもクールで多くの人を魅了しますが、その影には、地道な数多くの実験の上に成り立っているということを学んだ講義でした。

頭と体を使ってとことん験す大切さは、事業や商品・サービスの作り方にも通ずると思います。思い立ったら頭と体を使ってとことん験すしかありません。頭と体を使って験した数が、その人の力になるのだと思います。

ラテン語のexperiri は「ためす、しらべる」という意味。専門家expertとは、験しの数が多い人。毎日験している人のことを専門家expertと言う。


12.12.2015

経営者として大切なこと

成功する経営者の条件として普遍的な法則はあまりないようですが、重要な素質として、何があっても「いちいち騒がない」ことが大切なのではないかと最近感じてきました。ぼくは、感情の起伏が激しいので、何かちょっとでも問題が起こるといちいち騒いでいました。でもいちいち騒いでいたら、事業者として人に迷惑をかけるだけです。

でも、立場によっては、いちいち騒いだ方がよいときもあるかもしれません。新入社員の人が何かトラブルを抱えているのにも関わらず騒がないと、トラブルを他の人が発見し、共有できず、かえって他の人に迷惑がかかります。会社員時代は、何かトラブルが起きたときは、上司や周りの人にできるだけすぐに騒ぎを伝えていました。それをどう処理するかは、上司や、経営者の仕事だと思っています。

その他にも最近、経営者として大切なのではないかと思うことを書き出してみます。

成功する起業家は、人がやけどするほど熱い
成功している起業家の多くは、周りにいる人をやけどさせてしまうほどの情熱を持ち、事業に取り組んでいるような気がします。そのくらいの気迫がなければ、周りにいる人を突き動かし、ゴールに向かってたどり着くことは難しいかもしれません。
世界中の誰もが悲観的になっても起業家は明るい未来を信じて疑わないことも大切だと思っています。それが人を引きつける力になります。

経営は科学ではなく心
経営は、科学的に分析し、論理的に進められるものではないような気がしてきました。もちろん体系的に進めていくことも重要ですが、そこに人の心が宿っていなければ、何もうまくはいかないようです。経営について書かれた本の中で、科学的な内容のものは少なく、精神論の話のものが多いのは、その理由があるからだと思います。

まずは行動
まずは行動です。結果を出している人は「持ち前の行動力で」と言っているのをよく耳にします。やってみて失敗したってなんてことありません。失敗したら、また一つ笑い話ができたと思えばいいだけです。行動する前に心配したってしょうがありません。失敗しても元気に笑っていれば、きっとうまくいく、と思いながら実行するのみです。
その人の実力とはその人の失敗の厚みです。人生とはどれだけ稼ぐかではなく、何を経験するかです。失敗を恐れていては何も身になりません。

成功とは
自分が好きなモノやコトを知っていれば、三分の一は成功しています。
それに情熱的に取り組んでいれば、三分の二は成功しています。
それが人のためになることであれば、成功は間違いないと思います。

努力について
努力することは大前提ですが、努力をしたら結果が出るというのはウソです。誰もが努力をしています。でも一人一人、努力できる時間は限られています。その限られた時間をいかに有効に、有意義に活かせるか、が重要です。
モノや資金や時間は有限ですが、人の可能性は無限です。その無限の可能性を限られた時間の中でどう活かすかが重要です。
誰のせいにもせず、与えられたチャンスに感謝し、そのチャンスを最大限に活かせる人こそ成功できるのです。

商品やサービスについて
会社が発信する商品やサービスはあくまでも点であり、経営の文脈の一部です。それがつながって会社の線、歴史になります。そのことを捉えず、商品やサービスを何の脈絡もなく行っていては、いつになっても会社の歴史を築くことはできません。

商品やサービスにおいて、常に「新規性のある企画を打ち出す会社の未来は明るく、他社を模倣するだけの会社の終焉は近い」と思っています。模倣していては、いつになっても偽物です。
使う人、買う人の時間や気持ち、心が得をすれば、自ずと自社にはきっとその得が帰ってくると思っています。それには、人として正しいことをしなければいけません。

20年後の価値を作る
事業に取り組んでいると、日々の売上げの確保や日常業務にとらわれ、どうしても近視眼的になりがちです。でも事業を継続させるには、今現在において、20年後の価値を作ることを意識して取り組んでいかなければいけません。今、行っていることは「20年後の価値を作っているか」をきちんとふまえながら行うことが大切です。


参考資料:「ジャック・マー アリババの経営哲学」「社長は少しバカがいい。」「人生をいじくり回してはいけない






11.13.2015

起業家の信条

自分にエネルギーを与えてくることを行い、楽しむ。
どうすればうまくいくかを工夫する。
「できない」又は「多分」の代わりに「やれる」と言う。
信念とバランス感覚がある。
できるかどうかわからないときは、やってみる。
もう半分しかないより、まだ半分ある。
現状に不満を持ち改善を求める。
ほかとは別の方法でやる。
負う必要のないリスクを負わない。自分にとって適切な起業機会ならば計算されたリスクを負う。
事業が失敗しても失敗から学習する。
許可を最初から求めるよりは、後から許しをこう。
お金ではなく、起業機会と成果に執着する。
お金は、タイミングの合った優良起業機会を持った適した人材に与えられる道具であり、スコアカードである。
利益を得ることは、お金を使うよりずっと楽しい。
経営チームからヒーローを生み出す。チームは事業を築き、個人は人生を生きる。
達成に誇りを持つ。
成功に欠かせない細部に苦労をいとわない。
誠実と信頼は、関係を強固にする。
器を大きくする。
長期戦に覚悟する。すぐ金持ちにはなれない。
払い過ぎに注意する。しかし機会を失わない。

(「ベンチャー創造の理論と戦略」より抜粋、一部修正)

11.12.2015

「不便だったり、良くないことだけど、当たり前だと思って変えないこと」を変える

以前このログに「地球に生まれたあなたは、間違いなく世の中に必要とされています。
あなたの助けを強く求めています。」と書きました。具体的にどのようなことが求められているか、書きたいと思います。

社会に存在する問題をいかに解決するか
事業の大きさは解決しようとする問題の大きさに比例します。
「売上げを上げること」が目的になったとたんにその事業は終焉へと向かいます。

「不便だったり、良くないことだけど、当たり前だと思って変えないこと」を変えることが求められています。
需要と供給のギャップや、人と人とのギャップ、人と組織のギャップ、組織と組織のギャップを改善することが求められています。ギャップとは、ズレや隔たりのことです。
注意深く、地域社会や世界に目を向けてみてください。

例えば、
日本の人口はますます少なくなり、住む家は余っているのに、未来ある若者が安くよい家に住めないギャップ

生活に困窮している児童がいるにも関わらず、そんなことはお構いなしの裕福な高齢者や資産で生活をしている人がたくさんいるギャップ

窮屈なオフィスで働きたくないのに、それを改善しようとしない経営者とのギャップ

満員電車は誰も乗りたくないのにそれを改善しない利用者と電車会社のギャップ

車を所有している人はたまにしか乗らないのに、車の移動手段を求めている人に貸さないギャップ

自動車メーカーは若者に車に乗ってほしいのに、その若者が好きなカタチをした車を作らないギャップ

自然エネルギーで生活したい人がいるのにそれを実現しようとしない電力会社とのギャップ

歩きスマホは危険だというのに、スマートフォンに3方向カメラを付けそれを画面に表示させ危険を回避させたり、アラームで知らせ安全性を高めるなどの改善をしないメーカーとのギャップ

ポイ捨ては犯罪なのにそれを解決しようとしないタバコメーカーや地域社会とのギャップ

ニュースは、否定ばかりで代案を出さないダメな人と同じような取り組みをしてるのに、ニュースは絶対的に正しいとするメディアと視聴者とのギャップ

世界は日々良い方向に向かっていて、世界中では素晴らしい取り組みがたくさん行われているにも関わらず、それとは逆に、これからやってくる世界はお先真っ暗でもうどうしようもないと伝えるメディアと真実とのギャップ

後進国は食料や資源がないのに、先進国が後進国以上に食料や資源を膨大に浪費するギャップ

「戦争を止めよう」と言っている矢先に、相手の話も聞かず、ただミサイルだけを落としまくる国と国とのギャップ

それらのギャップを改善すること。
誰も未来を予測することはできないが、誰もが未来を創ることができます。
「不便だったり、良くないことだけど、当たり前だと思って変えないこと」を変えること。それがみんなに与えられた使命だと思っています。


10.27.2015

独立・起業しようとしている人へ

地球に生まれたあなたは、間違いなく世の中に必要とされています。
あなたの助けを強く求めています。

生きているすべての人には未来があります。何にでも挑戦できる未来があります。
世の中はその未来あるあなたを強く求めています。

しかし、会社に属さず、独立、起業するには人並み以上の努力が必要です。
ましてや、親や親族が事業を営んでいないのであれば、間違いなく不利です。

ユニクロの柳井社長も、蔦屋書店の増田社長も一代で会社を築き上げたと言われてますが、それは正しくはないと思います。柳井社長の家はもともと服屋でしたし、増田社長の家も土木建設の会社を経営していたそうです。

今、成功している社長は、もともと事業を営んでいた家に生まれた人がほとんどです。
小さい頃からそばで経営者を見てきた人と、全く見てこなかった人には明らかに差があります。人、モノ、お金の運営方法をあらかじめ知っています。その差を埋めるには、並の努力では埋めることはできません。ビジネスとは何なのか、商売とは何なのか、日々人並み以上に勉強をしなければいけませんし、人並み以上に行動しなければいけません。
そのことを分かっていなければ、成功することは難しいと思います。

話は変わりますが、ファンタジーやアイデア、デザインやテクノロジーは、「ビジネス」と結びつくことによってはじめて発展します。

「ビジネス」とはなんでしょう。辞書には「商売」と載っていると思います。「商売」とは、「人の役に立つことにより、利益を出すこと」だと思います。

ぼくは、バブル崩壊後の社会やメディアからのイメージで「ビジネス」とは、ただのお金儲けであり、弱者からの利益の搾取のようなイメージをもっていました。そのようなことをする悪い人も確かにいるかもしれませんが、利益を生み出すことができなければ、何も世の中を発展させることはできません。

では「ビジネス」において何が大切なのでしょうか。最近、大切だと思うことを書き出してみます。

1)世の中のためになること
2)他者の夢や希望を叶えること
3)利益を生み出す仕組みにすること
4)小さくはじめ、大きく育てること
5)失敗を許容できるようにすること

以上のことだと思っています。

商品やサービスは、企業の方向性や企業を表すものです。簡単な思いつきやアイデアでできることではありません。
世の中のためになり、永続的に利益を生み出すことができること。大きな失敗をしてもそこから立ち直ることができる資金や体制を確保すること。
それが大切だと思っています。


9.20.2015

事業が成功する人と成功しない人

自分が行っている事業が果たして上手くかは分かりませんが、事業を行っていく上で、事業が成功する人と事業が成功しない人には一定のルールがあるように感じてきました。

事業計画書のない事業は、事業とは呼べない。
事業を行う上で重要なことは、計画し、実行することだと思います。しかし、零細企業や中小企業の方でもなかなか事業計画書を書いたり、毎年更新したり、確認したりする方は少ないようです。事業計画書を簡単に書くと以下の通りです。

1)事業立ち上げ目的(何のため)
2)事業理念(どのような考えで)
3)商品・サービスの概要(どのような内容、手法で)
4)ターゲット(誰に)
5)市場および競合の分析(市場の現状は/強み・弱み・機会・脅威)
6)マーケティング/営業(製品サービス、価格、場所や流通、宣伝・販促、売り込み方など)
7)財務計画(年、月ごとの収支目標など)
8)3年後、10年後のあるべき自社の姿(売上高、経常利益)
など

事業計画がない会社は、行き先の分からない船と一緒です。事業を行うのならば、簡単でもいいので事業計画書を書くことはとても重要だと思います。

うまくいかない人の多くは、本を読んでも、人から言われても、それを実行しない。
自分自身が上手くいってないと思う人の多くは、人から言われたことや本で学んだことを実行に移せていない人が大半だと思います。本から読み取り、それを実行するだけでもやるべきことはたくさんあります。人から言われても動こうとしない人もたくさんいます。悪い人や参考にならないことを言う人ももちろんいます。でも、大いに参考になることを言ってくれる人も少なからずいると思います。その人たちの言うことをまずはやってみることも大切だと思います。言うのはとても簡単ですが、実行するということは本当に大変なことです。

自分で自分の壁を作っている。
「それは自分のやり方じゃない。それはできないと思う。」と自分で自分の壁を作ってはいませんか?人には無限の可能性があります。そのことに気づかず、自分で自分の壁を作ってしまってはいつまでたっても目の前の壁を壊すことはできません。「なんとかやってみればできるかもしれない。まずは一歩踏み出してみよう!」そう思うことからがスタートです。

考えることから逃げている。
計画を立てる。目標を立てる。そこまでの道筋を考える。そのようなことを考えることから逃げていては、いつまでも目標を達成することはできません。最初は考えようとしていても、いつの間にか考えることから逃げていたり、日々の業務に忙殺されてはいないでしょうか。冷静に俯瞰して事業を見返したり、軌道修正したり、改善点などを考えることができなければ、うまくはいかないと思います。

成功しているように見える人の多くは、その成功の何十倍も失敗している。
成功しているように見える人は、いとも簡単に成功したかのように見えます。でも成功するとはどのようなものか知っている人には、そうは見えていません。成功者の裏には、誰にも言わない、見えない大変な努力が隠れています。1の成功は、100の失敗でできていると言ってもいいかもしれません。簡単に成功するなんてことは、ありえません。もし本当に簡単に成功したとしても、100の失敗に支えられた成功でなければ、その成功は、いとも簡単に崩れ去ります。成功を目指すのであれば、失敗を恐れずに実行し、失敗をたくさん積み重ねていくしかないと思っています。

失敗したらしっかり反省し、改善しなければいけませんが、
もし今、失敗しているのならば、成功へ近づく努力を重ねている証拠であり、もし今、失敗をしていないのであれば、成功に近づく努力が足りないのかもしれません。
失敗とは、挑戦している何よりの証拠です。

8.22.2015

貧困から脱出する方法、会社の危機から脱出する方法

NHK教育テレビの番組で「オイコノミヤ」という経済学のコーナーがあるのですが、そこで「貧困から脱出する方法」というものを紹介していました。

「貧困から脱出する方法」と「会社の危機から脱出する方法」に何か通ずるようなものを感じました。

現在、日本の貧困率は人口の16.1%で、実に6人に1人が1ヶ月10万円以下で生活しているそうです。必要最低限以下のお金で生活している人の割合は、過去最悪だそうです。

貧困に陥ると目先のことしか見えなくなる、トンネリングという状態になってしまうそうです。トンネリングとは、トンネルに入って周りのものが視界に入らず、目先のことにばかりとらわれてしまう状態のことだそうです。

貧困から脱出する方法として番組では

1)教育を受ける
2)自立する(働き、自分で生活費を工面する)
3)貯金をする

の3つのポイントがあると言っていました。

これを自分なりに「学ぶ」「依存しない」「蓄える」と置き換えてみました。

「学ぶ」
経営者は常に学び続けることがとても重要だと思います。優れた経営者は、新入社員や若者、一般の人、お年寄り、新聞、ニュース、本、セミナーなど、あらゆる手段や媒体から謙虚に学び取り、学び続けているような気がします。

「依存しない」
会社は、ある特定の企業や製品に依存しすぎることはリスクだと思います。もし、一番の取引先が潰れてしまったとしたら、共倒れの可能性があります。「会社が潰れそうになれば、借りたお金を約束通り返さなくてもよい」という民事再生法という法律が最近できました。潰れそうになった会社にはよい法律かもしれませんが、下請けとして営んでいる会社にとってはとても恐ろしい法律です。

一製品が会社の売上げのほとんどを占める場合もリスクになりえます。アメリカのコダック社は、当時カメラフィルムが会社の売上げのほとんどを占めていました。デジタルカメラの登場によって、カメラフィルムがまったく売れなくなりあっという間に倒産に追い込まれました。
芯となるビジネスは保ちつつ、社会の需要に合わせた製品やサービスを多角的に開発することも重要な気がします。

「蓄える」
以前もキャッシュフローのログで書きましたが、松下幸之助さんの言葉に「ダムの経営」という言葉があります。資金はダムのように蓄えておき、必要なときにチョロチョロと使う方法です。会社がスタートしたばかりのときは、資金面において、池の大きさばかりか水たまりの大きさを作ることも至難のわざです。ですが、苦しいときにこそ、大切に資金を貯めておくことがとても重要なようです。
起業するとビギナーズラックがやってくることがあります。それを実力と勘違いし、資金を湯水のごとく使ってはいけないようです。会社を立ち上げたばかりで、会社がまだ軌道に乗っていない5〜10年は何が起こるか分かりません。何か起こったときにはもう“時すでに遅し”です。

「貧困から脱出する方法」は「会社の危機から脱出する方法」に応用できるような気がしました。

8.02.2015

成長することの難しさ

事業は、大きくなればなるほど社会性が強くなり、個人のものではなくなります。
最近、会社を大きくするということは、本当に大変なことだと感じています。

子どもや個人がウソをついても犯罪にはなりませんが、企業の社長がウソをつくと犯罪になります。

子どもや個人に悪い友だちや仲間がいても、あまり問題になりませんが、企業の社長に悪い友だちや仲間がいれば、自分が犯罪者になったり捕まったりします。

大企業の社長が、ちょっとでも人の道にずれるようなことをしてしまえば、たちまち大きな問題になります。

ちょっとしたことにウソをついてしまうような人や、悪い人と付き合いのある人、ちょっとでも悪いところがあるような人は、社長に向いていません。

会社が成長するとともに自分の人格も成長することができなければ、たちまち事業は失敗してしまいます。

最近、有難いことに取引も増え、仕事で人と接する機会も増えてきました。
今までは取引もさほど大きくなかったので、何とか乗りこなしてきましたが、取引が大きくなってくると小さな問題も大きな問題になる可能性があります。

問合せに対してウソは言っていないか、正しい回答はできているか、人として正しいことはできているか、自問する日々です。

大企業の偉い社長でもウソを言ってしまいます。人として間違ったことをしてしまいます。人は、「なんで大の社長がウソを?!」と思うかもしれませんが、日々小さなウソを言わないこと、人として正しいことをすることはとても難しいことです。

何より重要なのは、ウソをつかないこと、人として正しいことをすること。
言うのは簡単ですが、行うのは本当に難しいことです。

7.20.2015

ブランディングについて「ビジョン、らしさ、そもそも」

スガイワールドの事業は、自社がよいと思うものを純粋に商品化しています。
メーカーであり、企画やデザイン、資材調達、PRなど商品を取り巻く一切の業務を自社で行っているので、時々企業の方から相談を頂きます。

最近、上手くいっている企業には3つのルールがあるように感じてきました。
その3つのルールとは「ビジョン、らしさ、そもそも」です。

「ビジョン」とは、人を惹き付けるワクワクする未来を描くことです。ビジョンを打ち出すことができない企業はやはり弱いです。今まで下請けをメインに行ってきた中小企業やデザイン会社などは、この部分がとても弱いような気がします。今までは、大企業の仕事を受注できれば、自分たちでビジョンを描く必要はさほどありませんでした。しかし、これからの時代は、自分たち自身で明確なビジョンを描くことができなければ、たちまち路頭に迷います。上手くいっている企業は、ホームページなどに自社がどのようなワクワクする未来予想図を描いているのか、明確に語っています。個人においても、ビジョンを描くことは、これからの時代を生き残っていく上でとても大切なことだと思います。

「らしさ」とは、その企業が他社からどのように見えているのか、どのようなイメージをもたれているかという個性です。今まで下請けやOEMのみ行ってきた企業はこの部分がとても見えづらく弱いような気がします。「らしさ」とは、自社から発信するものではなく、あくまでも他社からどう見えるかというものです。「らしさ」は「ブランディング」という言葉にも言い換えられます。
戦国武将は、兜に自分のビジョンを表したマークをあしらい、旗にも家紋やビジョンを示し、自国らしさを明確に示しました。活躍した戦国の勇は「らしさ」を打ち出すことが得意でした。
他社からどのように見られるかをコントロールできなかったり、「らしさ」を他社から抱かれていなければ、自社はその他大勢に埋まっているということです。このことを全く分かっていない、理解できていない企業の方もとても多いような気がします。
「らしさ」は、企業理念や取り組み、会社名、社員、社風、会社のロゴ、会社案内、ホームページ、封筒、展示会など、他社から見えるすべての接点から感じさせることができます。
成功している会社は、他社や消費者からどのように見られているかという「らしさ」のコントロールがとても上手くできています。

最後の「そもそも」です。「自社にこのような技術があってこの技術を活かしたい」という中小企業の方はとてもたくさんいます。でもその技術は、大企業向けのとてもニッチな技術であることが多々あります。それをいきなり一般消費者向けになんとか使えないかとするのは、かなり無理があります。当たり前の話ですが、市場は需要と供給によって成り立っています。そこに需要がなければ無用の長物です。市場の需要、ニーズがつかめない、理解できていない中小企業の方がとても多いように感じます。今まで何十年も大企業向けのみの需要に応えてきた技術や思考を、いきなり一般消費者向けへと頭を切り替えなければいけないので、なかなか簡単なことではありません。その感覚をつかむことができず、なんともヘンテコな商品ができてしまっていることが多々あります。「そもそも」それって必要?「そもそも」それほしい?「そもそも」作る必要がある?という根本的な問いに答えることができなければいけません。
成功している会社は、「そもそも」の需要、ニーズを確実に捉えています。それは時代の潮流をつかむ能力です。自社にその能力が弱ければ、最初は誰かに頼ってもよいと思います。ただ成功している企業は、この需要やニーズを経営者自身がしっかりとつかめていることが多いです。経営者自身が、市場のニーズをつかむことができていなければ、社内でいくらよい企画が出ても経営者はゴーを出しません。
しかし、経営者も年を取ってしまうと時代の潮流をつかむことが難しくなってきます。
キングジムの宮本社長は、企画会議で出た案に誰か一人でも賛同者がいれば商品化するという取り組みをされています。年を取ることにより時代の潮流をつかめなくなる弱みを補う素晴らしい取り組みだと思います。

「ビジョン、らしさ、そもそも」この3つをしっかりと捉えることが、これからの時代を生き抜いていくために大切なことだと考えています。

6.03.2015

融資金よりも補助金を

会社の経営資源として「ヒト・モノ・カネ」の三要素というものがあるそうです。事業を営むにはなんとといってもその中のカネ、資金が重要です。

事業を営むには、投資金が必要です。その投資のためのお金をどう工面しようか考えるときに選択肢に出てくるのが「融資」です。融資には、銀行から借りるお金や、信用金庫から借りる貸付金(決めた期日内に返済する約束で借りたお金のこと)などがあります。でもその場合、必ず利息(お金の使用料)を払う必要があります。

日本政府は、信じられないくらい莫大な助成金・補助金事業を行っています。補助金は、自分で情報を何とか得る努力をしないと分からないようになっています。また、誰でも手軽に申請できないように小難しい説明書きがつらつらと書いています。それを乗り越え、漏れなく申請書を作成することができれば、返済する必要のない資金が得られるのです。

融資金(必ずいつか返さなければいけないお金)と補助金(返す必要のないお金)は同じお金でも全く別ものです。

例えば融資金の場合、100万円を借り、3年後にそれで得た利益から120万円を返さなければいけません。100万円を商品開発費、製造費、人件費、広告費に使い、さらに120万円の現金を生み出さなければいけないのです。これは大変なことです。

補助金の場合、100万円を助成してもらうことができれば、それはまったく返済する必要がありません。100万円をそのまま商品開発費、製造費、人件費、広告費に使うことができます。100万円がそのまま自社の資産になります。

融資金100万の場合 →返済100万+20万円の支払い
補助金100万の場合 →返済 0万

100万円がもらえるか、借りたお金100万円の返済しさらに20万円を追加で払わなければいけないかはとても大きな差です。

ただし補助金は100%皆さんの大切な大切な税金でできています。そのことを忘れずに、皆さんもぜひ日本の補助金制度を活かし、よりよい社会になるよう努力していこうではありませんか。

関連リンク:
ミラサポ 未来の企業★応援サイト
補助金・助成金ページ
申請のポイント

中小企業庁
平成27年度予算関連事業/平成26年度補正予算関連事業の公募状況

独立行政法人中小企業基盤整備機構
起業・創業を支援し日本経済を活性化!新たに生まれる中小企業を強力サポート

5.22.2015

パーソナルMBA

Personal MBAという本を読みました。
MBAとは、Master of Business Administrationの略で、欧米のビジネススクールで取得する経営学の学位のことだそうです。
この本は、高い学費を支払いビジネススクールに通うことなく、MBAの素養を身につけようというものです。
ぼくは、美術大学出身で経営のことなど全く学ばなかったので、これはよいのではないかと思い手に取りました。

本を読みながらメモを取ったことをここに記録しておきたいと思います。本から汲み取ったり自分なりに考えたことを端的に書きます。

プロモーションについて
PRで重要なことは、潜在顧客の注目を集めること。彼らに商品やサービスの価値を伝えることであり、経営者が有名人になることではない。

セールスについて
顧客にどうしてほしいかはっきり伝える。
人はすでにある程度「ほしい」と思っているモノを買う。
購入したらその人がどうハッピーになるかをビジュアル化またはテキスト化する。
買い手は常に愚かだと感じるリスクがある。
間違った意思決定をするリスク、お金を無駄にするリスクがある。
それらのリスクを取り払う、保証することは売上げ増加につながる。

ブランディングについて
ブランディングとは評判であり、個性であり、選ばれる理由である。提供する商品やサービスに対しての満足を約束するものであり、保証するものである。それには時間と労力がかかる。

システムについて
改善案がなくなることはない。つまり常に改善する必要がある。

価値提供について
品質パフォーマンス期待
商品やサービスが期待を上回ることができなければ幻滅が残るだけ。そうならないようにあらゆる手を尽くさなければならない。

ファイナンス(財務・資金)について
事業収入を増やす方法は、顧客を増やす、取引規模を拡大する、取引頻度を増やす、価格を上げる。その4択しかない。
減価償却とは、投資費用÷耐用年数。

その他、本には書いていませんが、最近自分が大切だと思うこともメモしておきます。
事業家とは、人、モノ・サービス、資金を集め、情熱を抱き運営する人。
メーカーの仕事はただ一つ。期待以上のモノまたはサービスを提供すること。
望むことは可能であり、そこまでの道は一つではない。
お金を目的にしなければ成功する。
未来は待つものではなく、築くもの。

3.21.2015

株式会社 四字熟語

企画立案方法の一つに、何かと何かを組み合せる、という手法があります。
株式会社と四字熟語を組み合せると、なんとも愉快な会社名になることを発見しました。

例えば、「株式会社単刀直入」
こんな会社名の方が言ってくれるアドバイスは、もちろんすべて単刀直入でしょう。もし単刀直入に意見を言ってくれなかったとしたら完全に白い目で見てしまいそうです。

「株式会社一心不乱」
何かに一心不乱に取り組んでいる姿勢は感じますが、何に対して一心不乱になっているかはさっぱり分かりません。

「株式会社紆余曲折」
きっと今の会社になる前に色々と紆余曲折あったことは察します。

「株式会社公私混同」
完全に仕事とプライベートを公私混同していこうという姿勢が感じられます。

「株式会社用意周到」
打合せの準備など、もちろんきちんと用意周到に準備してくれることは間違いありません。

「株式会社音信不通」
とにかく連絡先が分かりません…。連絡手段は何もありません。

「株式会社波瀾万丈」
何度か倒産の経験がある経営者かもしれません。きっと色々と波瀾万丈あり、今に至る会社なのでしょう。

こんな四字熟語の会社名の方が電話に出たときのシュチュエーションを想像するだけでも愉快です。
「はい、お電話ありがとうございます、波瀾万丈の鈴木です。」きっと迷惑電話をかけてくる方でさえ、二三秒止まってしまう効果が期待できます。

ただ残念ながら、領収書をもらうときや、会社名を記入しなければいけないとき、画数が多く面倒なのでおすすめはできません。

3.13.2015

プロジェクトや事業に最も必要な人「パッショニスト・ビジョナリスト」

パッショニストとは造語で「パッション(情熱)」を持っている人のことです。
ビジョナリストも造語で「ビジョン(先見)」を見据え、未来を思い描くことができる人のことです。

プロジェクトや事業に、パッショニストであり、ビジョナリストな人が1人いれば、そのプロジェクトや事業は95%成功だと思います。
逆にこの人がプロジェクトや事業に1人もいなければ、間違いなく失敗すると思います。

プロジェクトや事業を立ち上げることは簡単です。ただその先に進めたり、ある種の成功へたどり着くには、パッショニストであり、ビジョナリストである人がいなければ、必ず空中分解してしまいます。

何かを始めようとするときは、チームに「パッショニスト・ビジョナリスト」がいるか、その人が明確に自分をリーダーと自覚し、メンバーをゴールに導けるのかを見極める必要があると思います。

この先、色々なプロジェクトに誘われたり、逆に自分が色んな人を巻き込む必要が出てくるかもしれません。そんなときに、チームの「パッショニスト・ビジョナリスト」は誰なのかを明確にし、見い出すことは、最も重要なことだと考えています。

多くの人は、人任せになる傾向があり、パッションやビジョンを持ち合わせてはいません。人のパッションやビジョンに頼ろうとします。

たとえ「パッショニスト・ビジョナリスト」がいたとしても、それをあきらめずに勤め上げることができる人は、世の中にはとても希少です。立ち上げた当初はパッションやビジョンがあっても、多くの人は途中で続ける精神力や体力がなくなってしまいます。
プロジェクトや事業には、本物の「パッショニスト・ビジョナリスト」が必要なのです。

そのプロジェクトや事業を最後までやり遂げようとする、信じることができる「パッショニスト・ビジョナリスト」はいますか?

もしいたとしたらそのプロジェクトや事業は、ほぼ成功しています。
もしいなければ、すぐにでも抜け出す、辞めることをおすすめします。

2.09.2015

ゴールをどこに設定するか

今までにない商品を出したい、もっと自社の商品やサービスを知ってほしい、もっと売上げを上げたい、色々な要望を聞きます。

でもその要望の前に、なぜそうしたいのか、しっかりゴールを決めることがとても大切だと思います。

ぼくがなぜ、今までにない商品を世に出したいかというと、世界にもっと夢と想像力が溢れ、もっともっとハッピーな世界になって欲しいと思っているからです。

なんとか成功し、その成功事例をいろんな人に少しでも伝えていきたいと思っています。

でもみんなにぼくの話を聞いてもらうには、結果を出さないと誰も耳を傾けてはくれないと思っています。結果を残した人に、はじめて人は耳を傾けます。

人に耳を傾けてもらうには成功しなければいけないと思っています。なので、まずは今までにない商品を出し、経済的な面や認知度を向上させていかなかればいけないと思っています。

バングラデシュやアフガニスタンなど、世界には今も日がな日干しレンガだけを作っている少女や少年がいます。→youtube 本当は夢を叶えるために勉強をしたり、学校に行って友だちと遊んだりしたいのに、そうできない子たちがたくさんいます。

その子たちを直接助けることはできないかもしれませんが、スガイワールドをなんとか成功させ、そんな子たちや、夢を叶えるために勉強をしたいけど、機会がなくてできない子(や大人)、近くの大人たちに自分の夢をつぶされる子(や大人)、そんな人たちを少しでも助けることができるようになりたいと思っています。

そうできるようになるには、まずは、今までにない商品を出し、もっと商品やスガイワールドを知ってもらい、もっと売上げを上げ、成功しなくてはいけないと思っています。

みなさん一人一人がゴールやビジョンを設定し、自分が得意とすることに情熱を傾けることができれば、自ずとしなければいけないことが見えてくると思っています。