展示会に出展したり、商談をしたりすると、有難いことに、色々な方からアドバイスを頂きます。いつもとても参考になります。
その道のプロで、肩書きの大変立派な方からも有難いアドバイスを頂くこともあります。
実は、最初のうちは、その方のアドバイスをとにかく受け入れて、言われるままに行っていました。最初のうちは、それでうまくいっていると思っていました。
しかし、長期的に見て行くと、失敗も積み重なっていきました。
いくら偉い方から有難いアドバイスを頂いたからといって、それがすべて正解ではないと、最近やっと気づきました。
「自分の頭で考える」ハズキルーペの社長、松村謙三さんの言葉です。
松村さんは、自社商品のCMを作るとき、最初は、広告代理店の言うことを聞いていましたが、それがどうも上手くいかない。そこで、自分の頭で考えて、自分の企画でCMを作ったところ、大成功したそうです。
自分の事業を一番考えているのは、事業主です。「改善点はないか、世の中に必要とされるものは何か、課題をどう解決するか、新規性のあるものは何か」誰よりも自分の事業について考えています。自分の事業なのだから、24時間、誰よりも自分の事業のことを考えていなければ、上手くはいきません。
最近、やっとそのことに気づいた次第です。