会社の経営資源として「ヒト・モノ・カネ」の三要素というものがあるそうです。事業を営むにはなんとといってもその中のカネ、資金が重要です。
事業を営むには、投資金が必要です。その投資のためのお金をどう工面しようか考えるときに選択肢に出てくるのが「融資」です。融資には、銀行から借りるお金や、信用金庫から借りる貸付金(決めた期日内に返済する約束で借りたお金のこと)などがあります。でもその場合、必ず利息(お金の使用料)を払う必要があります。
日本政府は、信じられないくらい莫大な助成金・補助金事業を行っています。補助金は、自分で情報を何とか得る努力をしないと分からないようになっています。また、誰でも手軽に申請できないように小難しい説明書きがつらつらと書いています。それを乗り越え、漏れなく申請書を作成することができれば、返済する必要のない資金が得られるのです。
融資金(必ずいつか返さなければいけないお金)と補助金(返す必要のないお金)は同じお金でも全く別ものです。
例えば融資金の場合、100万円を借り、3年後にそれで得た利益から120万円を返さなければいけません。100万円を商品開発費、製造費、人件費、広告費に使い、さらに120万円の現金を生み出さなければいけないのです。これは大変なことです。
補助金の場合、100万円を助成してもらうことができれば、それはまったく返済する必要がありません。100万円をそのまま商品開発費、製造費、人件費、広告費に使うことができます。100万円がそのまま自社の資産になります。
融資金100万の場合 →返済100万+20万円の支払い
補助金100万の場合 →返済 0万
100万円がもらえるか、借りたお金100万円の返済しさらに20万円を追加で払わなければいけないかはとても大きな差です。
ただし補助金は100%皆さんの大切な大切な税金でできています。そのことを忘れずに、皆さんもぜひ日本の補助金制度を活かし、よりよい社会になるよう努力していこうではありませんか。
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