3.21.2015

株式会社 四字熟語

企画立案方法の一つに、何かと何かを組み合せる、という手法があります。
株式会社と四字熟語を組み合せると、なんとも愉快な会社名になることを発見しました。

例えば、「株式会社単刀直入」
こんな会社名の方が言ってくれるアドバイスは、もちろんすべて単刀直入でしょう。もし単刀直入に意見を言ってくれなかったとしたら完全に白い目で見てしまいそうです。

「株式会社一心不乱」
何かに一心不乱に取り組んでいる姿勢は感じますが、何に対して一心不乱になっているかはさっぱり分かりません。

「株式会社紆余曲折」
きっと今の会社になる前に色々と紆余曲折あったことは察します。

「株式会社公私混同」
完全に仕事とプライベートを公私混同していこうという姿勢が感じられます。

「株式会社用意周到」
打合せの準備など、もちろんきちんと用意周到に準備してくれることは間違いありません。

「株式会社音信不通」
とにかく連絡先が分かりません…。連絡手段は何もありません。

「株式会社波瀾万丈」
何度か倒産の経験がある経営者かもしれません。きっと色々と波瀾万丈あり、今に至る会社なのでしょう。

こんな四字熟語の会社名の方が電話に出たときのシュチュエーションを想像するだけでも愉快です。
「はい、お電話ありがとうございます、波瀾万丈の鈴木です。」きっと迷惑電話をかけてくる方でさえ、二三秒止まってしまう効果が期待できます。

ただ残念ながら、領収書をもらうときや、会社名を記入しなければいけないとき、画数が多く面倒なのでおすすめはできません。

3.13.2015

プロジェクトや事業に最も必要な人「パッショニスト・ビジョナリスト」

パッショニストとは造語で「パッション(情熱)」を持っている人のことです。
ビジョナリストも造語で「ビジョン(先見)」を見据え、未来を思い描くことができる人のことです。

プロジェクトや事業に、パッショニストであり、ビジョナリストな人が1人いれば、そのプロジェクトや事業は95%成功だと思います。
逆にこの人がプロジェクトや事業に1人もいなければ、間違いなく失敗すると思います。

プロジェクトや事業を立ち上げることは簡単です。ただその先に進めたり、ある種の成功へたどり着くには、パッショニストであり、ビジョナリストである人がいなければ、必ず空中分解してしまいます。

何かを始めようとするときは、チームに「パッショニスト・ビジョナリスト」がいるか、その人が明確に自分をリーダーと自覚し、メンバーをゴールに導けるのかを見極める必要があると思います。

この先、色々なプロジェクトに誘われたり、逆に自分が色んな人を巻き込む必要が出てくるかもしれません。そんなときに、チームの「パッショニスト・ビジョナリスト」は誰なのかを明確にし、見い出すことは、最も重要なことだと考えています。

多くの人は、人任せになる傾向があり、パッションやビジョンを持ち合わせてはいません。人のパッションやビジョンに頼ろうとします。

たとえ「パッショニスト・ビジョナリスト」がいたとしても、それをあきらめずに勤め上げることができる人は、世の中にはとても希少です。立ち上げた当初はパッションやビジョンがあっても、多くの人は途中で続ける精神力や体力がなくなってしまいます。
プロジェクトや事業には、本物の「パッショニスト・ビジョナリスト」が必要なのです。

そのプロジェクトや事業を最後までやり遂げようとする、信じることができる「パッショニスト・ビジョナリスト」はいますか?

もしいたとしたらそのプロジェクトや事業は、ほぼ成功しています。
もしいなければ、すぐにでも抜け出す、辞めることをおすすめします。