11.12.2015

「不便だったり、良くないことだけど、当たり前だと思って変えないこと」を変える

以前このログに「地球に生まれたあなたは、間違いなく世の中に必要とされています。
あなたの助けを強く求めています。」と書きました。具体的にどのようなことが求められているか、書きたいと思います。

社会に存在する問題をいかに解決するか
事業の大きさは解決しようとする問題の大きさに比例します。
「売上げを上げること」が目的になったとたんにその事業は終焉へと向かいます。

「不便だったり、良くないことだけど、当たり前だと思って変えないこと」を変えることが求められています。
需要と供給のギャップや、人と人とのギャップ、人と組織のギャップ、組織と組織のギャップを改善することが求められています。ギャップとは、ズレや隔たりのことです。
注意深く、地域社会や世界に目を向けてみてください。

例えば、
日本の人口はますます少なくなり、住む家は余っているのに、未来ある若者が安くよい家に住めないギャップ

生活に困窮している児童がいるにも関わらず、そんなことはお構いなしの裕福な高齢者や資産で生活をしている人がたくさんいるギャップ

窮屈なオフィスで働きたくないのに、それを改善しようとしない経営者とのギャップ

満員電車は誰も乗りたくないのにそれを改善しない利用者と電車会社のギャップ

車を所有している人はたまにしか乗らないのに、車の移動手段を求めている人に貸さないギャップ

自動車メーカーは若者に車に乗ってほしいのに、その若者が好きなカタチをした車を作らないギャップ

自然エネルギーで生活したい人がいるのにそれを実現しようとしない電力会社とのギャップ

歩きスマホは危険だというのに、スマートフォンに3方向カメラを付けそれを画面に表示させ危険を回避させたり、アラームで知らせ安全性を高めるなどの改善をしないメーカーとのギャップ

ポイ捨ては犯罪なのにそれを解決しようとしないタバコメーカーや地域社会とのギャップ

ニュースは、否定ばかりで代案を出さないダメな人と同じような取り組みをしてるのに、ニュースは絶対的に正しいとするメディアと視聴者とのギャップ

世界は日々良い方向に向かっていて、世界中では素晴らしい取り組みがたくさん行われているにも関わらず、それとは逆に、これからやってくる世界はお先真っ暗でもうどうしようもないと伝えるメディアと真実とのギャップ

後進国は食料や資源がないのに、先進国が後進国以上に食料や資源を膨大に浪費するギャップ

「戦争を止めよう」と言っている矢先に、相手の話も聞かず、ただミサイルだけを落としまくる国と国とのギャップ

それらのギャップを改善すること。
誰も未来を予測することはできないが、誰もが未来を創ることができます。
「不便だったり、良くないことだけど、当たり前だと思って変えないこと」を変えること。それがみんなに与えられた使命だと思っています。