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3.19.2020

PCIT(親子交流セラピー)

NHK教育を見ていたら、親と子のよりよい関係を作る「PCIT」という素晴らしい方法が紹介されていたので、ぜひ皆さんにも情報を共有したいと思います。

PCIT(親子交流セラピー)とは、フロリダ大学のシェイラ・エイバーグ教授が考えたもので、下記を略したものだそうです。

Parent(親)Child(子)Interaction(交流)Therapy(セラピー)

PCITを調べてみると色々難しいことが出てくるのですが、やり方は簡単です。

1日5分間、下記を心がけて、子供と一緒に遊ぶだけです。
(レゴブロックや粘土、工作など)

やってはいけないこと
・命令
・質問
・批判

やるべきこと
・ほめる
・繰り返す(同調する)
・真似る(同調する)
・説明する(子供がやっていることを実況中継する)
・楽しく

大切なことは、「これから特別な時間を始めます。」と言って、5分間、必ず「1対1」で遊ぶことだそうです。

番組を見て思ったのですが、“やってはいけないこと”と“やるべきこと”に気を付けながら、親子で遊ぶだけで、子供は、自分を認めてくれている、同調してくれている、評価してくれている、向き合ってくれていることを感じ取り、生き生きとしてきます。

これは、子供に限らず、上司と部下、夫婦や家族など大人の世界でも使えるような素晴らしい方法だと思います。

大人になると、日々、“やってはいけないこと(命令、質問、批判)”の連続ではないでしょうか。でも、本来は、“やるべきこと(ほめる、同調する、楽しく)”が仕事をする上でもとても大切なことだと思います。

ぜひ皆さんも人に対して、“やってはいけないこと”と“やるべきこと”を意識しながら、人と交流してみてはいかがでしょうか。

参考資料:ウワサの保護者会(NHK)親子の学びブログpcit-japan

6.01.2017

皆さんは、ゴミが落ちていたらどうしますか?

皆さんは、自分が住んでいるアパートやマンションの共有部にゴミが落ちていたらどうしますか?

・ゴミを捨てる人
・ゴミを無視する人
・ゴミを拾う人
・ゴミをなくそうと仕組みを作ろうとする人

皆さんはどれに当てはまりますでしょうか。

東京は、ゴミやタバコの吸殻を道ばたに平気で捨てる人がほんとに多いです。
東京は住んでいる人が多い分、ゴミやタバコの吸殻を道ばたに捨てる人も多いんだと思いますが。

婦人服のブランド「アースミュージック&エコロジー」で有名な株式会社ストライプインターナショナルの社長の石川さんは、創業当時、お客様が来なくて困った時に松下電器(現:パナソニック)社長の松下さんの本を読んで、「まずは掃除」と書いてあったので、その通りに掃除をしてみたそうです。するとお客様が徐々に増え、売上げも次第に増えたそうです。それ以来、掃除をすることをとても大切にしているそうです。

禅の教えに「一掃除、二信心(いちそうじ、にしんじん)」という教えがあるそうです。
「教えを信仰する前に、まず掃除。」ということだそうです。とても面白い教えですし、本当にその通りだと思いました。目の前がごちゃごちゃしていて汚れていたら、何かを始めるのも大変ですし、効率も悪いです。

会社員時代「人の頭の中と、その人の机の上の状態は、とてもよく似てるなあ。」と思っていました。机の上がごちゃごちゃしている人は、考えもごちゃごちゃしてるし、机の上が整理されている人は、それだけ仕事や考えも整理されてました。

自動車を作っているトヨタも、とにかく掃除、整理整頓の徹底はすごいものがあります。
(参考:壮絶!トヨタの「片づけ」はここまでやる(東洋経済web)

大学で教わったドイツ人の先生も「まず掃除から」でした。教室が少しでも乱れていれば、その授業の一コマは、掃除で終わりでした。

最近気になったのですが、弊社が事務所としてお借りしているマンションにゴミが落ちていてもだれも拾わないようです。はじめは「みんな見えてないのかなあ。」と思っていましたが、どうやら見えているようです。無関心だったり、「どうせ掃除の人が拾ってくれるだろう。」と思っているのかもしれません。

でも、会社を経営している人やデザイナーには、ゴミが落ちていたら、拾ったり、現状を改善しようとしてほしいと思います。その気持ちがなければ、経営者やデザイナーには間違いなく向いていないと思います。

経営者の仕事は、社会の現状に満足せず、社会をよりよくすることだと思います。
デザイナーの仕事も一緒だと思います。

事務所の最寄り駅前がゴミの散乱で本当にヒドいので、行政に相談をしてみました。相談にのってくれた人は「あそこは、まだマシな方ですよ。ちなみに企業の方が、社会貢献という名目でゴミ拾いを行っている場合もあります。」と、まるで企業はゴミ拾いで点数稼ぎをしている、みたいな物言いでしたが、そうでもないと思います。企業は、社会をよりよくする使命がある、それに尽きると思います。

皆さんは、ゴミが落ちていたらどうしますか?

1.16.2017

どうしたら人がより活躍できるようになるのか

最近、どうしたら人がより活躍できるようになるのかを考えています。
『未来のイノベーターはどう育つのか』という本の中で、デューク大学のビベク・ワドワ教授の言葉が紹介されていました。
「自分がいちばん興味があることを勉強すること。自分が最も情熱と能力を持つ分野で秀でること。そして自分のやり方と自分の言葉で世界を変えること」P226

ときどき日本の社会システムにじれったさを感じ、政治に手を出したいと思うこともあります。しかし残念ながら自分の得意分野は政治ではありません。大切なことは「自分の得意分野で、社会の役に立つこと」です。幼い頃から政治の道を目指し取り組んできた方にはかないません。それよりも自分が得意とするものづくりで社会の役に立つしかないと思っています。

何十年も経営をされてきた方々に「どうやったらそんなに商売を続けていくことができるのですか。」と聞くのですが、「この道しかなかった。」という答えが少なからず返ってきます。きっと自分の得意分野に集中し情熱的に取り組まれてきた証拠なんだと思います。

どうしたら人がより活躍できるようになるのか、今まで勉強してきたことをまとめると

・興味あることにチャレンジ(挑戦)すること
・やりたいことにフォーカス(集中)すること
・それに情熱的に取り組むこと。夢中になること
・ワクワクする未来を描くこと
・早くたくさん失敗し、あきらめないこと

以上のことが大切なようです。

まずは遊びのようなことからはじめてみる。それが情熱に変わり、
目的(なぜ、何のためにその仕事をするのかという理由や意義を見出す)に変化していくそうです。

もし、頭の中に迷いや邪念があるようであれば、まだやりたいことに集中できてないのかもしれません。一度やることを決めたのならば、あとは情熱的にそれに取り組むだけです。

私自身、学生時代や社会人になってもなかなか、目的を見出すことはできませんでした。
まずは、遊び感覚でもよいので、自分の興味の赴くまま、挑戦してみること。それに対してもし情熱的に取り組むことができるようであれば、何かしら目的を見出すことができるのではないでしょうか。

社会人になると、どれだけ興味あることに情熱的に取り組んできたのかという実績をもとめられます。有難いことに、ときどき弊社に入社を希望される方がいらっしゃいます。「文房具に興味があるので入社したい。」と言っても、手元にあるのは大学から出された課題の作品集だけで、文房具や雑貨を自分なりに作ってみたりしたことがない方が多々いらっしゃいます。本当に興味があり、それに取り組みたいのであれば、自主的に作った作品の1個や2個はあるはずです。就活時代50〜60社落ちた自分でさえ、映像制作会社に入る際、4〜5本の自主制作の作品を持って面接に挑んでいました。

もし自主制作の作品がないのであれば、まだそんなに興味や情熱がないと思われても仕方がありません。まずは遊び感覚でもよいので、文房具や雑貨を作ってみてはいかがでしょうか。
「文房具なんて簡単に作れない。」と思っても、今の時代は3Dプリンターもありますし、段ボールや粘土で作ってみてもよいと思います。弊社の商品の試作のほとんどは、1枚数十円のケント紙で作っています。

もし少しでも時間があるのなら、「こんなものがあったらいいな」と思うものを遊び感覚でもいいので作ってみて、たまったら作品集にしてみる。それを人に見てもらい意見を聞いたり。あわよくば、その作品集自体が商品になる可能性だってありますし、そこから色々な可能性が出てくるのではないでしょうか。

参考資料
未来のイノベーターはどう育つのか
シリコンバレー流世界最先端の働き方


8.03.2016

みんなちがって、みんないい

事業を立ち上げると、不思議と同じような志を持った方々と出会います。
そんなとき、「活躍していてすごいな!」と思うと同時に、羨ましく、嫉妬のような感情を抱くことがあります。このような類いの嫉妬は、ずば抜けてすごいと思う人には抱かず、むしろ同じような立場で活躍している人に抱くそうです。

そんなとき、中学生のときに出会った「みんなちがって、みんないい」という金子みすゞさんの詩の一節を思い出しました。

ーーーーーーーーーーーーーー
わたしが両手をひろげても、
お空はちっともとべないが、
とべる小鳥はわたしのように、
地面(じべた)をはやくは走れない。

わたしがからだをゆすっても、
きれいな音はでないけど、
あの鳴るすずはわたしのように
たくさんのうたは知らないよ。

すずと、小鳥と、それからわたし、
みんなちがって、みんないい。
ーーーーーーーーーーーーーー

人には人の味、自分には自分の味がある。

金子みすゞさんは、大正から昭和にかけて活躍した詩人です。
「みんなちがって、みんないい。」
とてもシンプルなことですが、時々忘れてしまいそうになる大切なことです。

ありのままの自分を受け入れる、ありのままの他人を受け入れる。

TEDトークでロバート・ウォールディンガーさんが、「人生を幸せにするのは何?」というタイトルで小説家のマーク・トウェインさんのこんな言葉を紹介していました。

かくも短い人生に 諍(いさか)い 謝罪し 傷心し責任を追及している時間などない 愛し合う為の時間しかない それが例え一瞬にすぎなくとも。

よい人生は、よい人間関係で築かれる。と。

よい人間関係を築き、よい人生を送るには、ありのままの自分を受け入れ、ありのままの他人を受け入れることがコツなのかもしれません。


ロバート・ウォールディンガーさんのTEDトークは▶こちら

4.14.2016

幸せになる習慣、不幸せになってしまう習慣

【幸せになる習慣】
人と比べない
人が持っているものを欲しがらず、自分が持っているものに光を当て感謝する
自分を幸せにしてくれるものを知る
素晴らしい仕事し、素晴らしい人と出会う
やってみたいことを実行する
お金持ちになることを重要な目標にしない
ラッキーな人の話を聞く
出会った人のいいところを見つける
一日30分、少し早歩きで歩く
健康的な美味しいものを食べる
音楽に合わせて体を動かす
動物や笑顔の絵を描いたり、写真を撮ったり、見たりする
部屋に花を飾る
旅をする
美味しいものを食べる
目の前の試練を楽しむ

【不幸せになってしまう習慣】
テレビや雑誌で、お金持ちや恵まれた人の暮らしを見る
自分は恵まれていない、不幸だと思う
自分は不幸だと思っている人と会ったり仕事をする
とにかく運動しない
人の悪いところを探す
不健康な食べ物を食べる
なんでも人のせいにする
目の前の試練に囚われる
寝る前に悩み事を考える

4.11.2016

エリートとは

「あの人はどうせエリートなんでしょ?」「どうせ恵まれてたんでしょ?」世の中からそんな声が聞こえてくる気がします。

エリートとは、どのような人を指すのでしょうか。

「エリートとは、恵まれてしまったがゆえに、みんなのために貢献する人」と下記ブログに書いていました。
▶早稲田高等学院事件から考えるエリートとは
▶エリートとは、恵まれてしまったがゆえに、みんなのために貢献する人

ほぼ同じタイミングで全く同じことを言っている人がいるのが、ちょっと不思議ですが。それはそれで置いといて。

「エリートとは、恵まれてしまったがゆえに、みんなのために貢献する人」
なんだか納得しました。

エリートとは、衣食住に困らず、義務教育を受けることができた日本人全員を呼ぶと思っています。

今の日本では、自分より恵まれているように見える人を、エリート、恵まれた人、と思い込み、何か弱みを見つけたらみんなでその人を地獄に落とすかのような風潮が蔓延しているように感じます。人を批判することに一生懸命な人が多すぎるような感じがします。

「あの人はどうせエリートなんでしょ?」「どうせ恵まれてたんでしょ?」
と人を批判する人も、その人がもし日本人なら、世界から見ればその人はれっきとしたエリートの一員です。

人に対して批判的になってしまうのは、「自分は世間知らずで本当にどうしようもない不勉強でとても未熟な人間なんです。」と言っているようなものです。

松下電器の創業者の松下さんは、人の立場というのは、その人が社長であろうが、ホームレスであろうが、それは「車を引く人か、車に乗る人か」の違いだけだと言っていました。

たまたま総理大臣になった。社長になった。社員になった。主婦になった。ホームレスになった。それは立場の違いだけだそうです。ホンダの創業者の本田さんも「社長も盲腸も一緒だ。」と言ってました。それは、極端な話ですが、つまりは、たまたまその立場になったのであって、同じ人間に違いはないのだということだと思います。

「人はみな同じ人間だ。」ということを分かっていない人が今、増えているような気がします。

そんな中、日本にはほとんど恵まれたエリートしかいないので、その中で何をしたらいいのか分からなくなる若者が増えているような気がします。現にぼくも学生時代はそうでした。

世界を見渡せば、助けを求めている人は必ずいます。日本にもいます。

日本に生まれた我々がやらなければいけないこと。それは、自分の得意なこと、一番自分の力を発揮できることは何か、ということに気付き、それを最大限に活かし「みんなのために貢献する」こと。

それが、日本人全員に課せられた使命だと思っています。

2.17.2016

非認知能力とは

スガイワールドの活動をはじめてから、自己実現(人生に目的や目標を持って努力し成しとげること)をしている人、自分の能力や個性を最大限に活かし社会に貢献している多くの人と出会うことができました。

会社員時代、ギフトショーのアクティブクリエイターズに出展している人たちを見て、「この人たちの目の輝きは、何か違う。」と強く感じたことを今でもはっきり覚えています。それはまさしく、自分の能力や個性を最大限に活かし、生き生きと自己実現をしている人たちの目でした。

その人たちがやっていることや考えていることにも興味があったのですが、その人たちが幼少期どのような教育や環境で育ったのかとても気になりました。そこで色んな人に聞いてみたのですが、みなさん口をそろえて「他の家庭となんら変わりない。ごく普通の家庭。」と答えます。でもきっと、何か明らかに違う、とずっと気になっていました。

そんなときノーベル賞経済学者、ジェームズ・ヘックマン教授「5歳までのしつけや環境が、人生を決める」という記事を見ました。“人生を決定づけるのは「潜在能力」(「非認知能力」)”ということでした。

非認知能力とは
非認知能力とは、認知能力(知能指数、IQ、学力)ではない能力のことで、下記のような項目があるそうです。

アメリカのKnowledge Is Power Programによる基準
① やり抜く力、忍耐力
② 自制心
③ 意欲、やる気
④ 社会的知性(他者の感情や意図を感じ取り、行動する)
⑤ 感謝の気持ち
⑥ 楽観的思考(すぐに立ち直ったり対応できる)
⑦ 好奇心
 +
創造性(主体的に考え、新しいものや新しい手法を作る)
リーダーシップ(目標に向かってチームを導く)
計画性、自己管理能力(締め切りやスケジュールを立て、計画、行動する)

ビッグ・ファイブと呼ばれる5つの性格スキル
(1)誠実性 まじめさ、責任感の強さ、自己統制力、達成への意志の強さ、計画性
(2)開放性 好奇心が強い、想像力、美の理解・興味、新しいものへの親和性
(3)外向性 社交性や活動性、積極性、コミュニケーション能力、上昇志向、エネルギッシュな傾向
(4)協調性 利他性や共感性など、仲間と協力して取り組む力、嘘偽りない態度
(5)精神的安定性 不安や緊張の強さ、自分に対する自信

こういった能力は、これからの時代、本当に大切な能力だと思います。経営者にとってもとても重要な能力だと思います。今まで読んだ経営者の本や、経営学者の本にも確かにこのようなことが大切だと書いていました。

テストで100点を取ることよりも、のびのび自分の興味の赴くまま生きるように、と育てられた人の方が、今の時代活躍しているように感じます。
その人の元々の能力より、努力したことを褒められたり、他人に対して親切にする大切さを教えられたり、本人の興味を最大限伸ばしてもらったり。

今まで日本の義務教育で最も大切にされてきた学力(認知能力)ではないそれ以外の能力、非認知能力の大切さは、最近やっと注目されてきたそうです。

きっと今、自己実現できている人、自分の能力や個性を最大限に活かし、社会に貢献できている人の多くは、この非認知能力が高いのだとガッテンしました。



参考:5歳までのしつけや環境が、人生を決める
   学力だけじゃダメ? 社会で成功するために必要な「非認知能力」5つ
   〝やる気〟を育て頑張れる子に!|知育に必要な5つの価値
   社会的知性(SQ)
   頂点を極めた人々に共通する「規則性」
   好きなことを忘れてしまった中学時代。 でもある友達のひと言が、ぼくを目覚めさせた
   就学前教育カリキュラム(教育庁)
   


1.10.2016

人は褒められると、無限の可能性が広がりはじめる

ネルソン・マンデラさんは「教育とは、世界を変えるために用いることができる、最も強力なもの」とおっしゃってました。ぼくは、人を褒めることもまた、世界を変えるために用いることができる、最も強力なものだと思っています。

ぼくは人をとにかく褒めます。「素晴らしい」がお気に入りの口グセです。がんばって生きているみんなを尊敬しています。
経営学者のピーター・ドラッカーさんは、組織において、個人の“弱み”に意味はなく、“強み”を伸ばすことこそ大いに意味のあることだと言っています。社会においても同様のことが言えると思います。

人は褒められれば、無限の可能性が広がります。けなされればそこで終わりです。

世界中の誰もあなたのとなりにいる人を褒めなくても、どうかあなたはとなりにいる人を心から褒めてほしいです。

褒め方は中途半端ではいけません。心から本気(マジ)で褒めてください。中途半端に褒めると相手が「バカにされてる?!」と感じて全くの逆効果になります。

授業中に寝ている学生には、「眠いのにがんばって学校に来て、偉い!」
ガムをかんでいる学生には「いつも歯を鍛えていて、偉い!」
仕事中にネットを見ている社員には「いつも情報収集していて、偉い!」

その人が日頃、周りから肯定されていると感じているか、否定されていると感じているかで、その人の可能性の広がりにとても大きな差が出ると思います。でも残念ながら、日本社会では、他人に否定されることがとても多いと思います。人を肯定するより否定する方が考える必要もなくラクだからです。

ぼくが会った人を褒めると「日頃褒められないからもっともっと褒めてほしい!」と言われることがとても多いです。日頃褒められていない人の多さを実感します。

自分以外の人に、自分の存在を絶対的に肯定されるということは、人が生きる上でとても大切なことだと思います。人が生きるためには、自己肯定感(自分を良しと感じること)や自己有用感(自分が社会で役に立つと感じること)がとても大切です。

ダメな学生はいない、ダメな先生がいるだけ。
ダメな社員はいない、ダメなリーダーがいるだけ。
ダメな子どもはいない、ダメな大人がいるだけ。

人は、褒められれば、その人の可能性が無限に広がりはじめます。
その人の悪いと思ったところはどうかすぐに忘れてください。短所と見えていたところは、実はその人の長所である可能性が大いにあります。自分が持っていないその人のユニークな部分、特徴的な部分を発見し心から褒めてください。

「もっとよい社会になったらいいのに。もっとよい世界になったらいいのに。」と思うのであれば、となりにいる人や出会った人をとにかく褒めてください。それだけで世界がよりよい方へ向かいはじめると信じています。

8.30.2015

ワンオブじぇむ

恵まれた日本に生まれ、日本で育つと、自分が何をしたらいいのか、どう社会と関わり、どう社会の役に立てばいいのか、分からないという人もいるかもしれません。
現にぼく自身、今の今までそのような思いを抱いて生きてきました。

人は人の役に立つために存在する。最近はそう思います。

漫画家の蛭子能収さんがテレビで、思い悩んでいる若者に対してのメッセージとして「オンリーワンじゃなくワンオブじぇむ。」と言っていました。唯一の存在になろうとするのではなく、みんなの中の一人になる、ということだと思います。

テレビやインターネットでは活躍する有名人が取り出だされ、有名になること、名声を得ること、唯一無二の存在になることが素晴らしいことのように伝えられます。
でも社会で生きるということは、みんなの中の一人として役に立つことの方が大切だと思います。

以前もログに書いたのですが、自動車メーカーのホンダ創業者、本田宗一郎さんは「社長なんて偉くも何ともない。課長、部長、包丁、盲腸と同じだ。」と言っていたそうです。

ほんとにその通りだと思います。社長とは社会の中のただの役割です。それを勘違いし「オレは社長だ、偉いんだ。」と偉そうにしてはいけません。しかも社長という職種は、日本に約255万人おり、大阪府の人口とほぼ同じで、50人に1人が社長だそうです。

地球規模で考えれば、困っている人はめまいがするほどいます。自分が何をしたらいいのか分からないのであれば、そのような人を助けるために少しでも何か役に立つことができるようなことがないか考えるだけでもよいと思います。

人は、一人では人として成立しないと思います。この「人」という字は、歩いている人の形を元にしているらしいのですが、ぼくにはこの「人」という字は、1人の人と人が寄り添ってやっと人になっていることを表している形のような気がします。(金八先生がドラマの中で言っていたそうですが、笑。)


自分が得意とするところ、社会の役に立てること、お金を得ることができること、その三つのポイントが交わったところが、その人の目指すところだと思います。

ワンオブじぇむ、One of them、大勢の中のひとりとして人の役に立つことができること、それが大切だと思っています。

8.01.2015

有名のリスク

ぼくの父は、山形ではちょっとした有名人でご当地タレントです。

父は地元では有名人なので、ぼくは子どもの頃、親の七光りでいじめられることは一度もありませんでした。ぼくが小学生や中学生のときは、いじめが当たり前で学級崩壊もありました。いじめの対象になるか、ならないか、デッド オア アライブです。そんな中、いじめの対象にならなかったのは本当に幸運でした。

有名で自慢の父にとても感謝していました。でも有名になるということは、子どもながらとても大変なことだと感じていました。街に出かければ、知らない人に必ず声をかけられます。父が好きなカップラーメンを自分でコンビニで買うこともなかなか簡単なことではないように思います。

テレビや新聞で父を間接的に知っている人が、当の本人に会うと「もっと気取った人かと思っていました。」と言ったことにとてもびっくりしたことがありました。
父は根っからのお調子者で上半身裸になって裸踊りをしたり、歌ったりする人です。そんな人を「気取った」イメージを抱いていたなんてとても驚きました。
「メディアで伝えられるイメージは湾曲している」と子どもながら感じていました。

話は変わりますが、とある展示会でとある政治家の奥様にお会いしたことがありました。たまたま弊社のブースにお越しになりました。お会いしたときはその方が、誰なのか全く知らなかったのですが、いつものように商品の説明をさせて頂くと、品よく満面の笑みを浮かべて楽しそうに商品を見てくださいました。
でもその人は有名な方なので、世間から色々言われているようです。こんなに素敵な方なのにまるで悪者のように言われるとは、有名になるとはなんて大変なことなんだと思いました。

会ったこともない人のことをとやかく言う人が、世の中には本当に多いです。

最近こんなことがありました。メディアやSNS上でとある方をときどき見ていたのですが、メディアやSNS上で感じていた彼の印象は、とても破天荒で気性が荒く、派手な人かと思っていました。でも、いざ会ってみると口調はとても穏やかで品のよい感じでした。こうも間接的に受ける印象と直接に受ける印象は違うのかと驚きました。

会ったこともないのに、変なイメージやマイナスなイメージを人に持ってはいけないと思いました。

テレビやインターネットから発信されている人の情報は、誰かの意図で脚色されたり、偏って紹介されていることが多々あります。直接会ったこともない人のことをとやかく言ったり、悪口を言ったりすることはやめたいところです。

6.10.2015

近い将来

近い将来、どんな未来がやってくるのでしょうか。
それは誰にも分からないことですが、このような感じになるのではないかと最近感じています。

近い将来、人は自分で発電できるようになる。
近い将来、インターネットとパソコン、ケータイはほぼ無料になる。
近い将来、ほぼ全人類が、インターネットとつながる。
近い将来、政府と大企業は今よりもっと市民の目の敵になる。
近い将来、プチ起業家がさらに増える。
近い将来、単純作業は人の手から離れる。
近い将来、国境を越えたコミュニティー(集合体)が次々に現れる。
近い将来、これまで無関係と思われていたものの間に次々と関係ができる。
近い将来、環境破壊は減る。
近い将来、貧困は減る。
近い将来、お金よりも社会貢献の価値が上がる。
近い将来、人格はデータによって保存できるようになる。
近い将来、一人に数台のロボットのアシスタントが付く。
近い将来、多くの病気を予防できるようになる。

6.02.2015

転職をする友人へ

人生に夢を抱き、日々それに到達しようと努力している人と、人生に特に夢はなく、何となく日々過ごしている人では大きな差があります。夢というと何か立派な目標を設定しなければいけないのではないかと思うかもしれませんが、そうではありません。
「こんな仕事をしながら生きていけたら幸せだ。」「こんなことで人を幸せにすることができたら幸せだ。」「このくらいの年収で好きなことができたら幸せだ。」というもので十分だと思います。でもできれば「無理かもしれない、自分には大きすぎるかもしれない」と思うような目標をぜひ設定してほしいと思います。そこからワクワクするような人生が始まります。

人生の目標と数字的な目標を立てる
どのような仕事をしたいか。どのくらいの年収がほしいか。具体的な目標を立てます。そのとき必ず紙に書いてください。うつらうつらと考えることと紙に書きながら考えることには大きな差があります。目標に到達するまでに何が必要か。それを得るにはどのような施策が必要か。やらなければいけないことをリストアップします。自分の強みと弱みをきちんと認識することも重要です。自分が備えている能力は?自分に足りないところは?目標に到達するには、どうすればよいか、具体的にどのような行動をおこすかリストアップし、計画を立て、実際に行動します。実際に行動することと行動しないのでは、雲泥の差があります。

とにかく本を読む
楽しむための本ではなく、勉強するための本を読むのがオススメです。小説などではなく、自分の能力向上になるような本がオススメです。図書館は無料で多くの本を読むことができる素晴らしい場所です。大型書店に足を運んでもよいと思います。ジュンク堂の店員さんや街の本屋さんに相談すれば、オススメの本を教えてくれる場合もあります。ぜひ自分に役に立つと思うような為になる本を片っ端から手に取って読んでみてください。

セミナーに行く
無料のセミナーは、中小企業振興公社や全国の商工会議所で受けることができます。セミナーは講師のレベルによって天と地の差がありますが、自分が強化したい分野や興味のある分野のセミナーを受けることは、とても勉強になります。
中小企業振興公社セミナー
東京商工会議所セミナー

自分が希望する年収を得たいのなら、それよりも稼いでいそうな人の本を読んでみてください。自分に必要な能力を持っていそうな人の本があれば、その人の本をぜひ読んでみてください。目標とする人がいれば、実際に会ってみたり近づいてみてください。その人たちの思考や立ち振る舞いを学び、身につけることで、自分が変化し、より高い目標に近づくことができると思います。常に学び続け、自分を高め、改善し続けることが重要だと思います。自分の未来は自分で作ることができます。自分を高めることができれば、自分でも気づかないうちにチャンスがあちらから近づいてきます。

どうかワクワクするような素晴らしい人生を歩んでもらいたいと思っています。

転職をする友人へオススメの本
伝説の新人
入社1年目の教科書



5.27.2015

教育の機会は貧富の差で決まってはいけない

ぼくは、多摩美術大学に入学させて頂きました。その前に予備校にも通わせて頂きましたし、その他、諸々、親にはお金の面でとてもお世話になりました。

多摩美術大学を卒業するまでには、とんでもない大金が必要です。
4年間で基本の学費が約200万円×4年で約800万円。
(パソコンや課題製作費・教科書など含め)
生活費も入れればそれに13万円×48ヶ月で624万円の追加です。
4年間で合計約1,500万円になります。
事実、お金が工面できなくなり、辞めていく方もいらっしゃったようです。
当時、その莫大な費用をもう少し自覚できていたら、入学に躊躇していたと思います。

入学した後、美術大学のあり方に否定的になりました。とてつもなく高い学費なのに、手厚いサポートとはとても言いがたい体制で、金額と内容の間にギャップがありすぎました。(友人が言うには、今はだいぶ大学の環境は整ってきたそうですが。)
当時、それが許せなかったぼくは、学科に個人ロッカーを導入してもらうように促したり、資料室や、視聴覚室、イベント会場に利用できるスペースを仲間とともに開設しました。

卒業した後に「教育に高い学費がかかるのは間違っている」と思いました。
教育の機会は貧富の差で決まってはいけないと思うんです。
北欧のように大学までの学費は国が背負うべきだと思います。
▷学費が無料の国

今、中世から現代の資本論を総括し分析したピケティ教授の「21世紀の資本論」が人気です。人気の理由は、中世から現代までの詳細なデータの事実に基づく考察であることとピケティ教授の主張に賛同する人が多いからだと思います。

ピケティ教授の主張は、資産家が資産で得られる所得に対しての累進課税を増やし、それを若い人への教育費に使おうというものです。累進課税とは高額所得者ほど、より高い税率が課されるという制度です。ピケティ教授は、日本も今のうちに手を打つことを推奨しています。

人が大きな資産やお金を持ったとき、利他的になることは極めて難しいと思います。もし1億円をもらったら、実際には多くの人が自分のためだけに使うのが当たり前のことだからです。

もし1億円をもらったら、ぼく自身も、自分のためではなく、すべて人のために使えるかは、自信がありません。

ただ企業の利益は、仏教でいうご利益(りやく)、よい行いの結果得られるものだと思っています。

弊社がもし多くの利益を出すことができれば、できるだけ若い人たちのためになるような取り組みに活かしていきたいと思っています。

このスガイワールドログは、ぼくが知り得るできるだけすべてを公表することで、誰かの一助になればと思い書いています。

5.01.2015

ここは何もないところ

ときどき自分の出身地や住んでいるところを「何もないところ」という方がいらっしゃいます。その人にとってみれば、きっとぼくの出身地の山形は、本当に何もないところなのかもしれません。

確かにコンビニは5キロ離れたところにありますし、地元にマクドナルドができたときは、びっくりしました。ミスタードーナツができたときも信じられませんでした。

その人にとってみれば、きっとそのようなものがあるところが「何かあるところ」なのかもしれません。


田舎には田んぼがあります。田んぼは、日本人のみんなが食べるお米ができます。昔の人は、その残った藁(わら)でお米を入れる俵を作りました。草履も、笠も作りました。

ぼくは子どもの頃、田んぼのあぜ道にある砂利で小さな街を作って遊びました。溝を掘ってそこに水を流し、川に見立てて遊びました。雑草を友だちと引っぱりあってどちらが早く切れるかゲームをしたり、シロツメクサで冠を作ったりしました。木の枝で弓矢を作って遊びました。田舎には何でもあるのです。

東京に上京してきたとき、一番違和感を感じたのは、地面が全部アスファルトに覆われていたことです。これでは田んぼや畑にすることはできません。雑草も生えてきません。砂利で遊ぶこともできません。当時のぼくにとってみれば東京こそ「何もないところ」でした。


テレビには、お金持ちの豪邸を訪問し豪華なブランド品や高級車を見る映像や、信じられないくらい豪華な料理を食べきれないほど食べる映像など、普通では絶対ありえない奇妙でおかしな映像が普通のように流れてきます。

FacebookやインスタグラムなどのSNSにも、みんなの自慢ばかりが流れてきます。

それを見た人の中には「自分には何もない。だから自分は不幸だ。」と思う人もいるかもしれません。人にあって自分にはないものがあるのは当たり前なのに、自分が持っていないものばかりに目を向けてしまうのです。

自分にあるものに目を向けず、自分にないものばかりに目を向けていては、自分のそばにある幸せやチャンスに気づくことは難しいかもしれません。


無いものに目を向けるのではなく、あるものに目を向けて

無いものに目を向けるのではなく、自分にあるものに目を向けてみれば、目の前には、実に多くの幸せやチャンスがあることに気づきます。

体がある、考えることができる頭がある、前に進める足がある。周りには自分に手を差し伸べていくれる人もいます。
電話がある、FAXがある、パソコンがある。電話を悪く使えばオレオレ詐欺、良く使えば、カスタマーサポートや相談ダイヤルだってできます。

自分にしかないものもあります。自分にとっての幸せやチャンスがあります。気づいたら、行動あるのみです。

大人が子どもに「ここは何もないところ」なんてことは言ってはいけないと思います。砂漠にだって砂は売るほどあります。「何もないところ」などこの地球上にはないと思います。

幸せやチャンスをなくしてしまうのは、人の心。幸せやチャンスを見つけるのも人の心だと思っています。

幸せやチャンスは、早くあなたが自分たちを見つけてくれることを今この瞬間も待っています。

2.27.2015

今の夢

今の夢は、うんと稼いで、その稼ぎをいつか子供の貧困を減らす活動や恵まれない環境にいる子供にうんと使うことです。

犯罪を犯す人も、戦争をする人も、昔はみんな純粋な子供でした。悪い大人や悪い環境のせいで、大人になったときに極悪人になってしまいます。

幼少期の恵まれない環境によって徐々に悪い人になっていくのです。

この世界にはたくさんの問題があります。その問題の根本的な理由のひとつに、子供の貧困や恵まれない環境の問題があると思っています。

一刻も早く生活に困窮している、困っている子供を助けたいです。でも人助けというのは、自分に余裕がないとできません。自分に余裕がないのに、無理に人助けしようとすると逆に人の迷惑になってしまう可能性があります。

なので今は、スガイワールドの事業を一生懸命がんばり、結果を出さなければいけないと思っています。自分の得意分野で社会に貢献することこそ大切なことだと考えています。

政治家の人たちには、私腹を肥やす代わりに、
高級ブランド品が好きな人は、高級ブランド品をもう一つ増やす代わりに、
車が好きな人は、車をもう一台増やす代わりに、
ぜひその余力の一部を貧困で困っている子供たちや恵まれない環境にいる子供たちに分け与えてほしいと思っています。

売上げや税金で得たお金は、皆さんからお預かりしているお金。そのお金は私腹を肥やすためのお金ではないのです。

生活に困窮している、困っている子供を助けようとしている方々もいらっしゃいます。
→キッズドア

2.18.2015

何を“したか”ではなく、何を“しなかったか”

ぼくは、山形県南陽市という周りには田んぼしかない田舎で育ちました。昔はサッカー選手やヒーローになることが夢だった同級生も今では、農業か土木か大工かというくらいほとんどみんなガテン系の仕事に就いています。今も地元に住んでいる同級生は、地元が大好きで山形から出ようなんてことは考えません。

立派な職に就き、地元で頑張っている同級生のことを悪く言うつもりは全くないのですが、最近、須貝家の教育と同級生の家の教育が、何か少し違ったのではないかと感じるようになってきました。

そんなとき、マララさんの父の講演を聞いて納得しました。
下記は抜粋です。

“マララをどう育てたのか人々は私に聞いてくる。「どうしたらあんなに勇敢で堂々とした子になるのか」と。私はこう答える。「私が何を“したか”ではなく、何を“しなかったか”なんです。私は娘の翼を切らなかった。それだけです。」”
TEDトーク「私の娘 マララ」より

街角では、親が子に「危ないからダメ!うるさいから止めろ!そっちに行くな!黙れ!大人しくしてろ!」と子どもの好奇心をいとも簡単に消してしまう言葉が飛び交っています。そう言われて育つ子は、大人しくしていればいい、親の言うことを聞いていればいい、ただ静かにしていればいい、という子に育ちそうです。

ぼくが親にしてもらったことは、マララさんの父ジアウディン・ユスフザイさんが言うように、親が自分に何を“したか”ではなく、何を“しなかったか”なのかもしれないと思いました。
してもらったことはたくさんあります。でも親は私の、か弱い翼を切らなかった。そのことに尽きるような気がします。

親や大人に何かにつけ否定され止められ育った子は、「それは無理だよ。できないよ。そんな才能ないじゃん。できっこないよ。」と大人になってもその価値観を自分や人に押し付けるような気がします。

世の中には“できない”“しない”理由を持っている人は、本当にたくさんいます。
「こうしたらどうですか?」と言っても「〇〇だからできない。それは無理。」と即座に回答する人がたくさんいます。

そうではなく、それをどうすればできるか一緒になって考え「きっとこうすればできるかもね。こういう案はどうだろう。」という解決案を言えるだけでも全く違うと思います。

その人ができないと思い、無理と思えばそれは絶対無理だと思います。でもその人がきっとできると思い、どうすればできるか考え、努力することができれば、大概のことは叶うと思います(※先進国において)。

否定せず、解決案を。そしてみんなが、自分や他人の可能性の翼を切ることのないようにするだけでも世の中がちょっと変わってきそうです。

12.01.2014

若き天才たち

ぼくには最近、気になる若き天才たちがいます。その存在は、衝撃的で、たぐいまれな才能を持ち、社会に影響を与えています。世界にはたくさんの若き天才たちがいると思いますが、その中でもぼくが最近 気になっている3人を紹介します。

アクドンミュージシャン(Akdong musician)
韓国のシンガーソングライター兄弟のアクドンミュージシャン(Akdong musician)です。彼らは、2012年の韓国のオーディション番組KPOP starをきかっけにメジャーデビューしたアーティストです。
お兄ちゃんのチャンヒョクくんは1996年生まれの18歳、妹のスヒョンちゃんは1999年生まれの15歳。家庭の事情でモンゴルに住んでいましたが、オーディションを受けるために韓国へ。韓国のエンターテイメント業界は完全にビジュアル重視です。彼らはお世辞にもビジュアルが万人受けするような感じではありません。
何がすごいかというと、チャンヒョクくんにはたぐいまれな作詞作曲能力があり、オーディションで他のライバルたちはありものの歌を歌う中、参加者の中で唯一、すべて自作の曲で挑み、見事トップで合格したのです。
作詞はとても個性的です。恋愛の歌もありますが、“人工芝”の気持ちを歌ったものから“足を組むことを注意する”歌、“かき氷”の歌まであります。
妹のスヒョンちゃんは、小さいときからお兄ちゃんのチャンヒョクくんと歌を歌ってきたので、二人の息はぴったりです。しかも、スヒョンちゃんの声は驚くほど美声で澄み切っています。
韓国のエンターテイメント業界はビジュアル重視で、大人が作った歌を若いキレイな踊れる女の子、男の子に歌わせてきた時代から、アクドンミュージシャンの登場により真の実力主義へと変わり、
韓国のエンターテイメント業界に「アクドンミュージシャン時代前後」と定義付けられるほど影響を与えたそうです。
Akdong Musician→Youtubeリスト

マララ・ユスフザイ(Malala Yousafzai)
1997年生まれの17歳。女性への教育の必要性や平和を訴える活動を評価され、2014年ノーベル平和賞受賞を受賞しました。2012年、スクールバスでの帰宅途中、女性教育の弾圧者から頭と首に銃弾を受けました。なんとか奇跡的に回復し、そのようなことがあったにも関わらず、彼女の活動は留まることはありません。
2013年の国連での彼女の演説の一説です。
「知識という武器を持って力を持ちましょう。そして連帯し、一つになって自分たちを守りましょう。親愛なる少年少女のみなさん、私たちは今もなお何百万人もの人たちが貧困、不当な扱い、そして無学に苦しめられていることを忘れてはいけません。何百万人もの子どもたちが学校に行っていないことを忘れてはいけません。少女たち、少年たちが明るい、平和な未来を待ち望んでいることを忘れてはいけません。
無学、貧困、そしてテロリズムと闘いましょう。本を手に取り、ペンを握りましょう。それが私たちにとってもっとも強力な武器なのです。
1人の子ども、1人の教師、1冊の本、そして1本のペン、それで世界を変えられます。教育こそがただ一つの解決策です。エデュケーション・ファースト(教育を第一に)。」
マララ・ユスフザイさんの国連演説→Youtube

ジェイミー・オリヴァー(Jamie Oliver)
1975年の39歳。イギリスの料理人の彼は、1998年『裸のシェフ (Naked Chef)』という料理番組で大人気になりました。イギリスは産業革命以降、農業や食に対しての優先順位をとても下げてしまいました。ぼくはそのことがイギリスを不況の時代へと誘ってしまったのではないかと思っています。イギリスの学校給食は“ゴミ”と邪揄されてきました。そこで、それではいけないとジェイミー・オリヴァーさんは、子どもたちの学校給食を変えるべくイギリスの学校給食改善運動に尽力されました。
具体的な行動として、26万以上もの署名集めたり、子どもたちへの学校給食の改善の実験をしました。給食を改善したところ「児童たちが以前より生き生きしてきた」「集中力が高まった」「新鮮でより健康的な食事をするようになった」「行儀がよくなった」「ぜんそくの発作が少なくなった」などの意見が寄せられたそうです。
以前、日本のテレビの番組で「いくら思春期の子どもがいて仲がよくなくても、お弁当には手を抜いてはいけないよ。」と言われ実践した人が、そのことが功を奏したということが取り上げられていました。
ぼくも思春期のとき親にとても反抗したときがありましたが、母のお弁当はいつも天下一品でした。思春期のとき、母のお弁当のあまりの美味しさになぜか泣きながら食べた思い出があります。
Jamie Oliver→Youtubeリスト

若き天才たちは
存在が衝撃的で
たぐいまれな才能(あきらめず努力する力)があり
社会に影響を与えている

世界を見渡せば、たくさんの素晴らしい人たちがいます。日本のメディアは、本質ではなく、うわべだけの面白おかしな出来事をはやし立てます。あたかもそれが世の中の動向であり、それがすべてであるように取り上げます。
でもそれに惑わされていてはいけないと思います。

目の前の問題だけに気を取られるのではなく、長期的で広い視野で物事をとらえることも重要だと最近とても思います。

11.29.2014

不安には計画と努力を武器に戦ってほしい

NHKの街頭インタビューで「夢はありますか?」という問いに対して、「不安しかないです!」と答えている若い2人組がいました。二人ともアルバイト生活をしていて、将来に全く希望を持てず将来に不安しかないのだそうです。今の若い人たちのとても正直な気持ちだと思います。

「不安には計画と努力を武器に戦ってほしい」

ニュースでは
「2050年には日本の人口が8000万人に」
「これからの時代は消費がさらに落ち込む」
「65歳以上の人を1980年は7.4人で支えていたが、2050年には1.5人で支える」
「福島原発の廃炉には30年から100年以上かかるとも」と。

まるでこれからお先真っ暗のように感じさせるニュースがテレビから次々と流れてきます。それを素直な若者は真に受けて、将来に希望を持てなくなるのは当たり前のような気もします。

しかし、いつの時代も不安を抱かない人はいないと思います。不安に対して計画と努力でどうか打ち勝ってほしいと思います。

では、どうやって計画を立てればいいのかというと、3つのポイントがあると思います。

1)自分は何が得意で、何をすると人に喜ばれるか自覚する
自分は何が得意かすでに自覚している人は問題ありません。まだ分からない人は、自分は何が得意なのか親や友人、親戚、周りにいる知り合いなど、とにかくいろんな人に聞いてみてください。自分は何が得意そうか、きっと何かしら教えてくれると思います。

2)自分はどんなことに興味があるか自覚する
マンガでもディズニーランドでも旅行でも人助けでもなんでもよいです。自分はどんなことに興味があるか紙にたくさん書き出してみてください。そしてそれを自分なりに優先順位を付けて並び替えをしてみてください。

3)1と2が重なったスイートスポットを自覚する(スイートスポットとは、テニスやゴルフで、ボールを打ったときに最も有効な打球を生む、ラケットやクラブヘッドの中心点。)
1と2が重なったスイートスポットが自分の人生計画の重要な芯の部分になります。
13歳のハローワークというもので職業を見つけることもできます。
詳しくは>「13歳のハローワーク

ただ肩書きを気にしすぎるのはよくないと思います。なぜなら肩書きを付けにくい職業や肩書きを組み合せた職業、今までにない職業は、これからの時代ますます増えてくるからです。

おおよその目標が見えてきたら、そのスイートスポットが打てるように、ちょっとでもその目標に近づけるように、目標とする道にちょっとでも足を踏み入れてみてください。最近は「社会人経験3年の方」「3年以上実務経験の方」などの求人がとても多いですが、大きい会社に限らず、中小企業はまだまだ人手不足ですので、小さな会社にもチャレンジしてみてください。小さな会社は人が少ないので、色んなことを経験することができます。

計画と努力の割合は1対9

計画を練る労力を1とすると、それに向かって努力することは9の労力が必要だと思います。ただ、闇雲に努力すればいいということではありません。間違った考え方やよくない考え方では、いくら努力をしても全く意味がなくなってしまいます。

「不安しかない!」という方が一人でも減り、計画と努力を武器に皆さんが不安に打ち勝つように心から願っています。

「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇である」チャールズチャップリン
「困難の中にチャンスがある」アルベルト・アインシュタイン

11.08.2014

マズローの法則

マズローの法則」とは、アメリカの心理学者アブラハム・マズローさんが打ち出した法則で、人間には、

1番目に、生理的欲求(Physiological needs)
2番目に、安全の欲求(Safety needs)
3番目に、所属と愛の欲求(Social needs / Love and belonging)
4番目に、承認(尊重)の欲求(Esteem)
5番目に、自己実現の欲求(Self-actualization)

がある、と説いているものです。

ぼくは、これからの時代は6番目に、他者実現の欲求があるのではないかと思っています。マズローさんは6番目に、自己超越があると言ってますが、ぼくの考えはその説とはちょっと違います。

南アフリカの元大統領のネルソン・マンデラさんは、27年間刑務所で過ごし出所したとき、「皆さんは私のために尽くしてくれた、これからは私が皆さんのために生きます。」というようなことを言ったそうです。そして生前、南アフリカのために、大統領として、差別の撤廃や人道支援に尽力されました。

ネルソン・マンデラさんのように、自己実現に留まらず、みんなのために尽力する人こそ、これからの人、未来の人なのではないかと思っています。

遠い将来、戦争も差別も貧困も地球上からなくなる日はやってくると思います。なぜなら、人間が文明を発展させてからたくさんの戦争や差別、貧困が生まれましたが、今は昔より確実に、戦争で亡くなる人や差別、貧困が減っているからです。

1945〜2005 武力紛争における死者数の推移(世界銀行)


世界における極度の貧困人口(世界銀行,1981–2008)


日々目にするニュースは、世界は改善しながらよりよくなっていることを決して伝えません。ニュースやワイドショー、大衆映画は、まるでこの世は悪夢で、未来は破滅に向かっているかのようなイメージを仕立て上げ、人々の潜在意識に恐怖を植え付けます。それが自分たちの仕事なのだと言わんばかりです。

メディアは大衆の不安をあおるばかりで、メディアが取り上げる目先の問題に有用な情報は極めて少ないのです。

国連は、2000年9月のニューヨークで開催された国連ミレニアム・サミットでミレニアム開発目標を発表しました。これは、世界規模での貧困や飢餓の撲滅、初等教育の達成、幼児死亡率の削減、環境の持続可能性の確保などが目標に掲げられています。こういった取り組みこそ取り上げられ議論されるべきだと思います。

今はまだまだ世界の問題がなくなる途上なのだと思います。
社会問題に常に目を向け、知ろうと努力し、社会問題を解決しようとする人たちを応援する。

未来の人とは、よりよい未来を思い描き創ることができる人、私欲を持たず、他人のために生きることができる人、そういう人なのだと思います。

6.16.2014

社会問題に対して何ができるか

今も世界には、たくさんの社会問題が溢れています。
アジア、アフリカ、南アメリカの貧困、終わらないアラブ社会の紛争、世界の領土問題。

日本に目を向けても本当にたくさんの問題が溢れています。
目処の立たない被災地復興、プレハブ生活から抜け出せない人たち、先の見えない福島原発処理、生活保護が必要な児童、超高齢化社会、広がる所得格差。

問題が大きすぎて、難しすぎて、何をしたらいいのか分からなくなりますし、思考停止になってしまいそうになります。

でも、ぼくには答えがあります。スガイワールド事業で利益を出し、きちんと税金を納めることで、これらの問題に少しでも貢献できると考えています。

税金をきちんと納税することによって、国会議員や都議会議員、有識者の方などへ、専門的な問題をその人たちに任せることができます。税金以外にも、支援したい非営利団体などへの寄付も有効だと思います。

もちろん、マンデラさんやガンジーさん、ナイチンゲールさん、U2のボノさんなど、自分で世界の大きな問題や難しい問題に対して真っ向から立ち向かうことができる人もいると思います。

でも、ぼくは世界の大きな問題や難しい問題に専門家ほど詳しいわけではありませんし、社会問題の専門的な勉強をしてきたわけではありません。世界各国の法律についても詳しくはありません。

人は、適材適所だと思います。自分が何に情熱を持って取り組むことができるかきちんと見極め、それにただ必死に取り組む。そして社会に貢献する。ぼくは、それだけでも社会の大きな問題や難しい問題の解決の一助になりえると信じています。

ただ自分が所属する国や世界が間違った方向に行こうとしてはいないか、日々関心を持ち続けることもとても重要だと思っています。

そして選挙によってイエスかノーを意思表示することもとても重要だと思っています。
参考までに日本政治.comでは自分の考えに最も近い政党を知ることができます。