4.04.2014

個人デザイナーの生きる道

個人のデザイナーが独立するには、正直、大手広告代理店で名前を売ってから独立するか、OEMのように得意先から外部専属スタッフとして仕事を定期的にもらうかしないと思っています。

ぼくもデザイナーとしてお仕事を頂こうと目論んでいたこともありますが、知名度もなければ、売り込み方も分からず、やきもきしていた期間が長くありました。

デザイナーは、あくまでも技術者だと思います。会社内でデザイナーをしていたら、仕事はどんどん来るし、自分で営業するなんてことは皆無だと思います。
そんなデザイナーがいざ独立すれば、1に営業、2に営業。ひたすら営業しなければいけないと思っています。仕事をゲットしなければ、デザイン業務にたどり着けません。nendoの佐藤オオキさんも最初の頃は仕事がなく、ミラノの会社に何度も何度も何案も企画を作って、通い詰めて、やっと仕事を1つ頂いたそうです。

でも一体どうすればいいんでしょうか。
とにかく効果的に露出度を上げる、自分の存在を知ってもらうことが大切だと思います。

世の中には、デザイナーをパソコンのようにこき使う、デザイナー登録サイト、というものがありますが、それには、結構限界があると思っています。

今、自分が考えられる案としては下記10案です。

1)集客のためのWEBを作る。※作品事例必須

2)Facebookでファンページを作成し、自分の作品を丁寧に紹介し、広告を出す。費用対効果、口コミ力がよい。

3)同じく、ツイッターで仕事オンリーのページを作り、広告、および、逆フォローし、売り込む。

4)JAGDAなどへのデザイナー登録。

5)デザイン賞などへの応募。デザイナーはなんと言っても箔が大切です。何かしら賞を受賞することができれば、世の中からの視線が変わってきます。

6)東京デザイナー情報に登録する。ぼくはこちらから仕事をいくつか頂きました。
https://www.tokyo-kosha.or.jp/wl/war/w_dez001.do

7)外部スタッフを募集しているところにカタログや作品を送りまくる。「デザイン 外部スタッフ 募集」で検索すると出てきます。

8)リリースや売り込みで、自分の強みをきちんと打ち出し、ダイレクトメールや飛び込み営業する。例えば、「和を感じさせるデザイン、ノスタルジックなデザインを得意としています。」など。

9)イベントや個展を開催し、営業するのも手。下記では無料で展示できるし、比較的安価で展示できる場所は探すと結構あります。また友人が自分の知り合いを紹介してくれる絶好のチャンスでもあります。
http://www.tyharborbrewing.co.jp/jp/ty-harbor/artworx/

10)展示会に出る。出た方に伺ったのですが、以外と上手くやれば、仕事結構もらえるらしいです。↓
http://www.giftshow.co.jp/tigs/artistvision/

その他、異業種交流会、セミナーへの参加、新聞・雑誌等へのプレスリリースなど。

今、とりあえず、思いつくのはこんな感じです。ふぁいとです!

ぜひ▷プロモーション(広報)についての項目も参考にしてみてください。