NHK教育を見ていたら、親と子のよりよい関係を作る「PCIT」という素晴らしい方法が紹介されていたので、ぜひ皆さんにも情報を共有したいと思います。
PCIT(親子交流セラピー)とは、フロリダ大学のシェイラ・エイバーグ教授が考えたもので、下記を略したものだそうです。
Parent(親)Child(子)Interaction(交流)Therapy(セラピー)
PCITを調べてみると色々難しいことが出てくるのですが、やり方は簡単です。
1日5分間、下記を心がけて、子供と一緒に遊ぶだけです。
(レゴブロックや粘土、工作など)
やってはいけないこと
・命令
・質問
・批判
やるべきこと
・ほめる
・繰り返す(同調する)
・真似る(同調する)
・説明する(子供がやっていることを実況中継する)
・楽しく
大切なことは、「これから特別な時間を始めます。」と言って、5分間、必ず「1対1」で遊ぶことだそうです。
番組を見て思ったのですが、“やってはいけないこと”と“やるべきこと”に気を付けながら、親子で遊ぶだけで、子供は、自分を認めてくれている、同調してくれている、評価してくれている、向き合ってくれていることを感じ取り、生き生きとしてきます。
これは、子供に限らず、上司と部下、夫婦や家族など大人の世界でも使えるような素晴らしい方法だと思います。
大人になると、日々、“やってはいけないこと(命令、質問、批判)”の連続ではないでしょうか。でも、本来は、“やるべきこと(ほめる、同調する、楽しく)”が仕事をする上でもとても大切なことだと思います。
ぜひ皆さんも人に対して、“やってはいけないこと”と“やるべきこと”を意識しながら、人と交流してみてはいかがでしょうか。
参考資料:ウワサの保護者会(NHK)、親子の学びブログ、pcit-japan