3.08.2016

深澤直人ワークショップ「without thought」

皆さんは、プロダクトデザイナーの深澤直人さんが行っている「without thought」というワークショップをご存知でしょうか。ぼくは、本屋さんでそのワークショップをまとめた本をたまたま読んだことがありました。そのときから何か気になっていたので、改めて見てみました。

without thoughtとは、「考えなしに」という意味だそうです。デザイン業界では、アフAffordance(アフォーダンス)という言葉が一時期流行りました。アフォーダンスとは、モノが人に働きかけることだそうです。例えば、自転車のかごは、ゴミ箱に似ているので、ゴミを入れたくなる。低い机は腰掛けたくなるという具合です。
このAffordance(アフォーダンス)と考え方が似ているのかなあと思いました。

そういえば、深澤直人さんがデザインした椅子は、人が思わず背もたれに上着をかけてしまうということを意識して、この椅子の背もたれをデザインしたそうです。
▶ラウンジチェア

ワークショップの第7回目の朝食の回では、漆塗りのお椀のようなマグカップがありました。OLさんが、インスタントみそ汁をこれに入れて楽しむ絵が浮かびます。第11回目の容器の回で、輪ゴムの箱を開けると的当てゲームになる、というものもありました。世の中にすでに存在しているもので思わずやってしまっていることを分解、再構築し、思わずそうしてしまいそうになることをより促す、ということにうまく落とし込んでいると思いました。

第1回 考えない
第2回 つり革
第3回 e-fashion-
第4回 MUJI
第5回 ゴミ箱
第6回 コイン
第7回 朝食
第8回 拭く
第9回 花器
第10回 BOX
第11回 容器
第12回 手を洗う
第13回 フード
第14回 スマホ