よく偉い人は、「お金儲けを第一にしてはいけない。人の役に立つことを第一に考えなければいけない。」と言います。
お金儲けを基準に判断してしまうと、いいことも悪いこともお金目的になって、たちまち事業がおかしなことになるのは分かります。
「じゃ無償で事業をやったらどうなの?」と思いますが、自分たちの利益を確保しなければ、事業はたちまち立ち行かなくなります。
商売とは、お互いに利益がもたらされることです。
むしろ、相手に得をしてもらうこと。だけかもしれません。
商売をする上で、相手が自分たちのことを考えてくれているのか、どうかを見極めることが重要なのではないかと思いました。
自分たちのことを考えてくれているように見せかけて、実は、自分たちの儲けのことしか考えていない人も結構います。例えば、偉そうにとりあえず会社に呼ぶ人は要注意です。そんな人とのやり取りで痛い目に合ったことも多々あります。
今まで商売をしてきて、相手のことを考えてくれる人、お互いのことを考えてくれる人、自分たちの儲けのことしか考えていない人、に出会いました。
商売は、相手のことをしっかりと考えてくれる人とやるのがいいのではないでしょうか。でも、そんな素晴らしい方は然う然ういません。
弊社は、本当に有難いことに弊社のことを考えてくれる方々と出会うことができました。そしてその方々と商売をさせて頂くことによって、なんとか事業を続けることができています。
営業の極意は、“相手の得を考えること”。“相手の話しや要望をよく聞き、相手のためになることを誠心誠意やること”だと思います。商売の極意もまさしく、“相手の話しや要望をよく聞き、相手のためになることを誠心誠意やること”なのではないでしょうか。
取引させて頂くからには、相手のためになることは何かよく考え、実行する。
もし、相手が自分たちの儲けのことしか考えていないのであれば、あまり関わらない方がよいかもしれません。